カツ丼

受験シーズンです。



「受験に（まんぷく）勝ツ丼」だそうです。

NHKの朝ドラ「ごちそうさん」でも”贅沢はステーキだ””今日でおわカレー”とか、甲子園野球予選に「勝つ」のエピソード放送中ですし。ダジャレ食も愛嬌ですね。

大学受験は決まった枠内への選抜試験ですから、「みんな頑張って」などと無意味な励ましはいかがなものかと感じています。

一方でお隣の国の「受験戦争」は、報道によれば、国をあげての真剣なイベントのようです。当日、受験場門前の路上で高校下級生たちが正座して先輩受験生の必勝を祈願したり、遅刻しそうな受験生をパトカーが送ったり、当日は町の騒音を減らすために近隣会社の操業時間を変更したりとかするそうです。数少ない有名大学に入学して、卒業後にはさらに数少ない大企業か公務員の職につくことがその国の受験生と両親の希望だそうです。・・そんな路線から外れた若者は、どうなるんだろう。

ダジャレで、とんかつドンブリをかきこんでいるこの国のほうが住み良い、のかな。