朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

伏見の酒つくり

2013-05-26 | 京都の文化(夏)


京都盆地の地下水がこの地で泉となって流れ出しています。その名水と、江戸時代の流通物資の最重要な米、大消費地の京都と大坂が控えていたことから、伏見の酒造業が発達しました。



御香宮神社の「御香水」です。

十石舟を降りたところから少し歩くと、月桂冠大倉記念館があります。その中にある井戸。



ひんやりした名水を柄杓でいただきました。「さかみづ」



こんな展示がいくつかあります。



昔の酒の携帯用、ひょうたん。文字どうり、エコロジカルで、サステイナブル。



いかにもお祝いの品。あるいは神棚に。



旧式電話とのコラボ・ポスター。いつの時代でしょうか。ダイヤルがついているので、すでに自動式です。日本に初めてダイヤル市内通話が始まったのは昭和初期なので、その頃にモダンな風俗と清酒をアピールしたものでしょうか。



入場料が300円必要ですが、この1合ボトルの月桂冠純米酒がお土産に頂けます。このお酒は売店で300円で販売していました。

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2 コメント

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さかみづ (ハリー)
2013-05-28 23:14:04
お酒造りに使うお水ですか?灘五郷の西宮でも酒造りは盛んですが、こちらでは宮水(みやみず)と言ってます。まろやかな味で、コーヒーや紅茶を淹れたらホントにおいしい!で、ごはんもこれで炊いてみたけど、おいしい様な気が・・・。実はよく分からなかった(汗)
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ハリーさん (geneve)
2013-05-29 10:04:24
そうですねー神戸の灘も名酒の里(というには、都会すぎますが)。父は、もっぱら灘の酒を愛飲していました。戦後の貧しい時代に苦労した世代なので、「灘の銘酒」にあこがれがあったのだと思います。いつも燗酒でした。旅行の時にも、電気酒かん器を持ち歩いていました。海外旅行の時も・・・宮水で炊いたご飯、ですか・・それはさぞ美味しいことでしょう。(適当なコメント org
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