朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

アバター

2010-03-12 | もろもろの事
アカデミー賞の前評判が高かったこの映画も数日前に見ました。



 三次元映像、全編CGのSFストーリです。
 
 スクリーンに遠近感がきちんと表現されていて、映像的には楽しめました。

 テーマは、自然環境に生きる原住民が住む村に、地球の人類が圧倒的な機械的武力を持って資源の略奪に到来する。その人類の武力の一つが、「アバター」。外見は原住民と同じロボットを作り、そのコントロールを遠隔地にいるヒトが機械の中からおこなう。
 そのアバターと、原住民のお姫様とのラブロマンス。

 ヒトと原住民の戦争が始まり、いろいろあって「ハリウッド的エンディング」でした。ただし、ヒロインの形体が、ヒト的には、魅力的ではなくて、三角耳の猿のようでした。
 そんな「怪物」では視覚的に感情移入hむつかしいと思いました。

 3Dの映画は、きっとブームにはなるでしょうが、映画はやはり技術力だけでは面白くないね。


米国の電気電子学会(IEEE)のニュースレターでも、さっそく、記事が掲載されました。この映画のCGは、ニュージーランドで作成されたそうです。(英文)
 Like it or not, the motion picture Avatar has brought us to a new juncture in movie history.

 音声、音響でのインタビュー記事配信となっています。
http://spectrum.ieee.org/podcast/consumer-electronics/audiovideo/the-tech-wizards-at-weta


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米国出張の飛行機のなかで、別の映画を見ました。今はEconomyクラスでも、オンデマンドで映画などを見ることの出来るディスプレイが各席に付いています。

 そこで見た「代理ロボット」の映画、題名をおぼえていませんが。
 舞台は地球。先進企業が高性能ロボットの開発と商業化に成功しました。自宅外での仕事、それだけでなく遊びも人間そっくりな「代理ロボット」に代行させる物語です。この商品は全世界に普及。所有者は、生命の安全が保障されています。映画の前半では「代理ロボット」=アバターだけが活躍する家の外の社会が場面で、FBIによる事件捜査が進行します。捜査官もロボットですが、一人だけ生身で勤務する変わり者が主人公。安全なはずの全世界ロボットシステムに、だれかの仕掛けで異常が発生すること、ロボットを一切拒否して生活する隔離区域の人々などが登場しました。

 ストーリとしては、こちらの映画のほうが興味ありました。

[追記(2010-03-24):「代理ロボット」映画の題名がわかりました:「サロゲート」(2009年製作)]
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