朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

夏つばき

2011-06-19 | 京都の文化(夏)
つゆの雨がつづきます。



古寺の庭にひっそりと咲いていました。シャラノキ(娑羅樹)、仏教の聖樹、フタバガキ科の娑羅双樹(さらそうじゅ)に擬せられ、この名がついたといわれています。



つぼみが沢山ついていました。

この花でとても有名な東林院には2年前の6月に訪問しています。

真如堂にもあります。



今回の場所は、京都西山にある勝持寺の庭です。

勝持寺は西行法師が出家した場所、ゆかりの「西行桜」があります。元々は、高い家柄出自の北面武士(上皇の警護役)であったのですが、上臈に失恋して武士を捨てたと伝えられています。



「西行桜」は、能の演目として知られています。


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2 コメント

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私も・・ (Yousuke)
2011-06-19 09:07:03
つい先日、娘の家の庭に咲いているので
こんな椿があることを知りました。
ワビスケ程度の花をつけますが、上を向いて
可憐に咲いていました。娘達に聞いても
「知らない、あれ椿なの?」と言われ唖然。
サザンカと椿の区別もつかないようで、夏に
花をつけた椿も不思議とも思わないようです。
なんとも哀しい夫婦。
それより、実のなる蜜柑や柿は判るそうで、今後は茗荷や柚を植えることに熱心で食べることだけが共通の話題のようでした。その内芝生は水田に変わりそうです。
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つばき (geneve)
2011-06-20 10:27:41
「椿は春の木」というエッセイをうんと昔に読みました。教科書だったかもしれません。柳田國男の作品のようです。検索してみると気仙沼市のウェブにありました。「北国の椿の名所として陸前高田市の「椿島」や「唐桑の半島の権現社」などを挙げている」
 薔薇やカーネーション、ルピナスのような派手さはないけれど落ち着いた良い花木だと思います。
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