格安航空会社(LCC)の外国便が大幅に増加したため、いち早くそれへの対応をおこなった関西空港の乗客数が、今年2月ついに成田空港を上回ったとのことです。
(出典: 京都新聞 2016-04-22夕刊)
橋本さんが府知事の時代に、関空と伊丹の空港会社を合併させて(関空の赤字を伊丹で埋める)、LCC対応に設備投資するとともに航空会社の離着陸料金を値下げした効果が現れてきたようです。
中国や台湾などアジア新興国のGDPが伸び、生活に余裕ができた中産階層が急速に増えてきたためでしょうか。日本を訪問して日本の実態を経験することで国際関係にも良い影響がでるでしょう。
関空が建設されて、1994年のJAL初飛行でパリ便に乗ったことを思い出しました。当時はジュネーブに駐在していて、前年に父が他界したのですが、残された母を慰問するためホームリーブを利用して、スイス旅行に連れて行きました。
空港ゲートでは、京都の舞妓さんも出張していて記念品をもらいました。
その後、関空の利用は伸びず、JALやANAは国内、国際とも減便ばかりでした。国際的な流れとはいえども、経営のやりかたで企業は成功することができます。
ただLCCの発着場所が結構不便なので最近はJAL,ANAのシルバー料金を使って伊丹や羽田になりました。年を取るのも悪くないですね。