今朝(28日)早朝(午前3時37分)、H2Aロケット23号機が、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられ約15分後に搭載していた全地球降水観測(GPM)衛星を予定の軌道に投入することに成功しました。H2Aの成功は17回連続で、成功率は96%となったとのことです。
(引用:宇宙航空研究開発機構JAXA http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/1517.html)
このロケットで運ばれたGPM衛星は、地球全体の降水量など気象情報を複数の衛星で観測するシステムの中心となる衛星で、米国NASAと共同開発したものです。
今回のロケットには、香川大、信州大、帝京大、鹿児島大、多摩美術大、大阪府立大、筑波大がそれぞれ開発した小型衛星7基も宇宙に運びました。このようなプロジェクトに若い研究者や学生が参加して、次世代の科学者とエンジニアがどんどん育ってほしいと思います。
打ち上げの成功率も高くなっていて、とても素晴らしい宇宙開発技術の成果です。このような巨大で複雑、非常に高価なシステムの開発プロジェクトを確実に実行できる技術とマネジメント能力は一朝一夕にできるものではありません。
このH2A(JAXAの公式表記ではH-IIA)の前身、H2ロケットが開発された頃、当時NTT研究所は通信衛星の実用化研究を行っていました。研究プロジェクトのリーダーだった友人の鮫島君は、その打上ロケットにH2を使うかどうかテレビのインタビューを受けて「H2の信頼性と打ち上げ価格が改善すれば可能性はある」と答えていたことを思い出しました。NTTが民営化されて間も無い頃で、国産ロケットの開発理由に通信衛星も含まれていたのです。結局、その時はNTTはフランスのロケットを採用しました。
(引用:朝日新聞 http://www.asahi.com/rocket/gallery/h2a23/20140227SPHO0022AGMC.html)
今回、JAXAのウェブサイトを覗いてみると、ずいぶんとポピュラーなアニメや画像を作り込んでいました。・・でも、NASAのサイトのほうが、もっとサイエンスの香りが高くて感じいいと思いました。
(引用:宇宙航空研究開発機構JAXA http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/1517.html)
このロケットで運ばれたGPM衛星は、地球全体の降水量など気象情報を複数の衛星で観測するシステムの中心となる衛星で、米国NASAと共同開発したものです。
今回のロケットには、香川大、信州大、帝京大、鹿児島大、多摩美術大、大阪府立大、筑波大がそれぞれ開発した小型衛星7基も宇宙に運びました。このようなプロジェクトに若い研究者や学生が参加して、次世代の科学者とエンジニアがどんどん育ってほしいと思います。
打ち上げの成功率も高くなっていて、とても素晴らしい宇宙開発技術の成果です。このような巨大で複雑、非常に高価なシステムの開発プロジェクトを確実に実行できる技術とマネジメント能力は一朝一夕にできるものではありません。
このH2A(JAXAの公式表記ではH-IIA)の前身、H2ロケットが開発された頃、当時NTT研究所は通信衛星の実用化研究を行っていました。研究プロジェクトのリーダーだった友人の鮫島君は、その打上ロケットにH2を使うかどうかテレビのインタビューを受けて「H2の信頼性と打ち上げ価格が改善すれば可能性はある」と答えていたことを思い出しました。NTTが民営化されて間も無い頃で、国産ロケットの開発理由に通信衛星も含まれていたのです。結局、その時はNTTはフランスのロケットを採用しました。
(引用:朝日新聞 http://www.asahi.com/rocket/gallery/h2a23/20140227SPHO0022AGMC.html)
今回、JAXAのウェブサイトを覗いてみると、ずいぶんとポピュラーなアニメや画像を作り込んでいました。・・でも、NASAのサイトのほうが、もっとサイエンスの香りが高くて感じいいと思いました。