朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

サンフランシスコ

2012-04-23 | アメリカ2012


米国シリコンバレーでの仕事が終了して、数時間の余裕ができました。レンタカーしていたので1時間くらいで到着できるサンフランシスコの港、フィッシャーマンズ・ワーフを見に行きました。

※今回のアメリカ紀行(2012年3月訪問)バックナンバーを見るには、右のカテゴリー・リストから「アメリカ2012」をクリックしてください。



この街はユニオンスクエアから出るケーブルカーの終点です。どこが「ケーブル」なんだ?
2本のレールの中央に細い溝が見えます。この中に太いスティール・ケーブルが走っていて、この車両の床下にある鉄製のクラッチでケーブルをつかみ、そのケーブルが前方に動いているため動くことになるのです。



モーターで動く電車ではないので、終点では車体の方向転換をする必要があります。ターンテーブルに車体を送り込んで、その後、人間の力でその回転台を押していきます。すると、このように転換ができるのです。

さて、ここは港町なので、名物の食べ物はSea Food。・・・とくに、カニです。



ずーと昔にここのアーケードに並ぶ屋台でゆでているカニを買って食べたことがあります。・・ゆですぎで、味が無く、まずい。

今回は、少しはなれた店で、おそめのランチを。



こんなシーフード・タコスを注文しました。ともかく量が多い。ポテトも付いていて、相当なハイカロリー。



アメリカ人はともかく巨体です。文字どおりメタボリック・シンドロームでしょうか。



”Believe It or Not” 博物館(世界の珍奇なもの・人物・できごとの展示場)が、まだありました。 子供向けですから、入場はしなかったのですが、その入り口の客寄せには日本発のガンダムの模型もありました。

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ギリシャ料理店 @シカゴ

2012-04-02 | アメリカ2012
シカゴ在住米国人の友人に案内されて、ギリシャ料理を食べました。



シカゴには、ギリシャ移民のコミュニティがあります。そこには数軒のギリシャ料理店があり平日の夜でしたが、多くのお客さんで賑わっていました。



友人の同僚がギリシャ出身大学教員なので、何度もきたことがあるそうです。

最初の写真にある料理は、ギリシャチーズをフライパンで焼いたもので、アペタイザー。

お酒は、薦められるままにウーゾ(Ouzo)を注文しました。最初は透明な酒ですが、氷や水を注ぐと、あらら、白くなります。アニスの香りと言われますが、まあ、ややくせのあるハーブの香りでしょうか。



地中海地方の人々は、タコを食べます。アングロサクソンの人は悪魔の魚とか言って怖がるとか。



料理の選択は全て友人のお任せでした。これはズッキーニの唐揚げ。その他、各種のお皿が並びました。そして、どれもとても美味でした。



何度もウーゾを追加注文して、大変楽しい一夜となりました。

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Innovation House @ Palo Alto

2012-04-01 | アメリカ2012
こんな小ぶりのインキュベーションもありました。



小さなアパートの建物の入り口に、こんなガラスドアがあって「イノベーション・ハウス」と書いてあります。

中の壁には、20社くらいのロゴマークと社名の標識が掲示されています。
急な階段、置いてある自転車がいかにも「スタートアップ」の雰囲気を醸し出しています。部屋は小さいかもしれませんが、この場所はUniversity Av.のすぐ横。つまり、大学、ベンチャーキャピタル、ネットカフェ、レストランなど、人脈形成に最適な場所でもあります。



インターネットの「クラウド」が発達し、提供会社間の競争によって価格が劇的に低下しました。
その結果、ネットやITを活用する新規ビジネスへの新規参入コストが圧倒的に低くなったのです。

また、世界的な不景気で中小規模の投資先がなくなっているため、ミドルリスク・ミドルリターンを求める投資資金がシリコンバレーに集まってきているようです。

そのため現在この地では絶好の起業環境にあるということを聞きました。



夜間でも徒歩で、イタリアン・ジェラートを買うために行列する人々。



米国でも数少ない、電車通学、通勤の風景もあります。CalTrain、サンフランシスコから南北に走り、パロアルト、サンノゼと、シリコンバレーの重要地区を縦断しています。なぜか、電気機関車が重量級で客車も重厚長大。軽便な電車には置き換わってはいません。エネルギー効率する新規投資がこの鉄道経営にはないということでしょうか。

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インキュベーション施設(シリコンバレー)

2012-03-31 | アメリカ2012
米国シリコンバレーは、スタンフォード大学、UCバークレー大学など最優秀な頭脳が集まるだけでなく、リスクマネー(失敗する可能性がある程度高いことを承知で[ハイリスク、ハイリターン]の事業投資資金)を積極的に扱うVC(ベンチャーキャピタル)が多く存在しています。経験豊かなマネジメント専門家、マーケティング専門家、エンジェルと呼ばれる起業メンター&投資家、それらの結果として「スタートアップ」会社が多数生まれています。

こうした起業を支援する環境をすべて統合した「インキュベーション施設」ができていて、有力なところを見学しました。



SunnyvaleにあるPlagandPlayTechCenterです。



シリコンバレーは、世界中でも特別に条件の整った地域なので、世界中から国家機関の支援を受けたスタートアップ、大学の支援、大手企業の支援など、机一つから、数十人規模のスペースまで、各種のメニューがそろっています。

国単位のスペースには「パビリオン」という名称が与えられていて、例えば、カナダパビリオンやエストニアパビリオンなど。なんと福岡県も来ていました。日本の大学もいくつか。



成功して、この「ゆりかご」から巣立った企業が誇らしくリストアップされています。(上の写真はそのリストではなく、ここに入居している企業名)



日本パビリオンは、SunBridgeという会社が運営しています。

入居しているスタートアップ会社や人々、その紹介者を集めて定期的に各種イベントがあり、単なる親睦会に留まらず、「エレベータ・ピッチ」コンテストでは、VCを含む投資家や大手企業をあいてに、ビジネスプランのプレゼン大会が行われています。

クラウド技術の発展、ネットによるマーケッティング、リスクマネーの集積、多様な人材の集合などで、起業の敷居が非常に低くなっていると聞きました。

こんな施設と人びとのネットワークを創り上げたのは、なんとパルアルトでペルシャ絨毯を販売していたイラン人実業家です。この人がこの地にて売りに出された大企業のデーターセンタービルを買い取って、こんな新商売を始めたのです。

ITイノベーションの核心には、こんな人間中心の「ローテク」が集積したサポート機能が有効かつ必要だということが実証されています。

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好景気に沸くパロアルト(米国シリコンバレー)、Facebook効果

2012-03-30 | アメリカ2012
近々、FacebookがIPO(株式上場)します。その会社に出資した人たちたけでなく、働いている社員たちの多くはストックオプションという株式買取り権を取得しています。それが臨時のボーナスとなって、一挙に数千人のミリオネア(百万ドル長者)がこの町周辺に生まれます。

2004年に実施されたGoogle社IPO以来の超大型案件です。

Appleの本社も近くの町にあります。

このパルアルトは、スタンフォード大学の門前町。その中心街、University Av. の夜景です。クリスマスでもないのにLEDで電飾して華やかさを演出していました。



この町中にあるホテルに投宿しました。普通田舎町では周辺にレストランが無くて、ホテルのレストランに行かざるを得ないのですが、ここは違います。



古い建物の中を改造して、ベトナム料理店。

ベトナムだけでなく、中華、すしなどアジア料理店でもあります。
我らは6時半ころに入店したのですが、7時過ぎには広い2階建てのフロアのテーブルはもう満席でした。



これは、スポーツバーの風景です。大型テレビにいろいろなスポーツ中継の映像を流しています。そんな店内で、三々五々飲み物を囲んで歓談している若者やビジネスマン・ウーマンでいっぱいでした。




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パソコンの聖地、iPadの生誕地?

2012-03-29 | アメリカ2012
PC、パーソナルコンピュータは、1977年にこの研究所で発明されました。



PARC研究所。
米国シリコンバレー(サンフランシスコから南に約100キロにある盆地)の中心、パロアルトに位置しています。

馬が放牧されている牧場の中を進んでいくと、岡の斜面を利用して木々にカバーされて目立たない構造をもったこの研究所がありました。

周辺の牧場は、スタンフォード大学が所有しています。



調査研究のために訪問したのですが、ついでに歴史的発明の展示室を見学させていただきました。



これが世界に始めて出現したパソコンです。



Alto と名付けられて1973年に試作されました。展示品は1977年に製造されたもの。
この町の名前、Palo Alto に由来するのでしょう。

アラン・ケイ(Alan Kay)が主導して、発明されました。



こちらは、PCとプリンターなどの周辺機器をつなぐLAN技術、イーサ-ネット(Ether net)の発明。



PC画面を操作するポインティング・デバイス、マウスの初期モデルも展示されていました。

Appleの創始者、スティーブ・ジョブズはこの研究所PARCでAltoを見て、刺激を受けてマッキンントシュPCの開発を決意したと言われてます。

さらに、アラン・ケイが提唱したビジョンには、操作性の優れたタブレット型PC"Dynabook"があり、それがiPadの原型であるとの意見があります。

”Macテクノロジー研究所 2010/01/29:iPadはまさしくアラン・ケイの夢見たDynabookの実現か?”
http://www.mactechlab.jp/from-mactech-with-love/11015.html
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イースター・バニー

2012-03-28 | アメリカ2012
米国スーパーマーケットでのスナップです。



イースター、すなわち復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。

今年は、4月8日になります。

玉子に色をつけたり、絵を描いて飾ったり、それをどこかに隠しておいて、子供たちが探す遊びも行われます。

宗教色が強いと思われているためか、日本では、今のところバレンタインデーの様に商業化されていませんが、そのうちに玉子業界やペット業者が宣伝してイベントに仕上げるかもしれません。

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アメリカの高校生、カーウォッシュで被災地の子供たち支援

2012-03-27 | アメリカ2012
アメリカ、南カリフォルニアでの風景です。



3月25日の日曜日、米国の高校生が自動車を洗うことで寄付を集めていました。
カーウォッシュ&べークセール。



高等学校のキャンパスを借り日本人生徒が中心となって、この活動を計画し、実行しました。多くの人々がそれに賛同して、車を洗いにきています。



その脇にテントを張って、スターバックスから寄付してもらったコーヒーを入れて1ドルで販売したり、手作りおにぎりを並べ、千羽鶴を折ってもらうこともお願いしています。

会社を回って商品サンプルなどを募って、それらを販売もました。

着ているTシャツのデザインも自分たちで制作したそうです。



Tシャツのデザインです。ピンぼけでゴメンなさい。
縦書きの白抜き文字「祈願成就」、左に鶴が飛んでいます。
英語で:
The Thousand Cranes Project
Folding together hope and prayers for Japan

外国にいると、日の丸反対運動の真逆の思いをいだきますね。



単に募金箱を掲げるのではなくて、自分たちの労働で「ファンド・レイジング」する。

アメリカらしい伝統的なやり方です。若者教育としても、すばらしいことだと感じました。

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クラウド(雲)

2012-03-23 | アメリカ2012
突然ですが、米国イリノイ州シカゴの風景です。



これは、いったいなんでしょうか??


;;;;;

別の角度から見ると・・・



少し、レンズを横に向けると。。。



このオブジェは、「クラウド・ゲート」と名付けられて、シカゴの「2000年公園」にあります。(Millennium Park, Chicago IL)



もっと遠くから見ると、



背景の高層ビルによく溶け込んでいる風景となります。



詳しい説明は、この英語を読んでくださいね。
2012年3月19日(月)のシカゴでの写真でした。

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