人類学のススメ

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チンパンジーの本28.チンパンジーの言語学習

2011年04月05日 | M6.霊長類の本:チンパンジー[Chimpanz

Okano1979

 この本は、アライン・アモン(Aline AMON)さんが、チンパンジーの言語学習の歴史について書いたものです。元静岡大学の心理学者・岡野恒也さんによる翻訳で、1979年に、玉川選書101として、玉川大学出版部から出版されました。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 本書の内容は、以下のように、全15章からなります。

  • 話をする動物:事実か作り話か
  • モージズとグァとヴィッキー
  • なぜチンパンジーか
  • ウォッショーがウォッショー郡にやってくる
  • かたことからアメスランへ
  • ウォッショーは「もっと」欲しがる
  • ウォッショーはテストに合格する
  • ウォッショー語
  • サラの「プラスチック言語」
  • 文法を理解するチンパンジー
  • ブルーノとブーイー:そして再びウォッショーへ
  • チンパンジーの子どもたち
  • プラスチックの部屋のラナ
  • ヤーキーズ語の学習
  • 次は何?

 本書は、著者のアライン・アモンさんが、チンパンジーのウォッショーに興味を持った二人の子供達のために書いたそうです。ちなみに、ウォッショーは、アメスラン(アメリカン・サイン・ランゲージ)と呼ばれる手話を覚えたチンパンジーのことです。


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