人類学のススメ

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人類学史の本15.日本人種論争の幕あけ

2010年01月31日 | H1.人類学史の本[History of Anthropol

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日本人種論争の幕あけ―モースと大森貝塚
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:1987-06

 この本は、元愛知医科大学の解剖学者、吉岡郁夫さんが、日本人種論の歴史について書いたものです。副題には、モースと大森貝塚とあります。1987年に、共立出版から出版されました。

 本書は、以下のように、全6章からなります。

  • 序章.日本人はどこから来たか:日本人種論の変遷
  • 第1章.大森貝塚の発見
  • 第2章.『大森介墟編』の刊行
  • 第3章.モースのプレアイヌ説
  • 第4章.プレアイヌ説をめぐる論争
  • 第5章.むすび:外国人による日本人種論

 本書は、大森貝塚を発見して調査した、アメリカの博物学者、エドワード・シルベスター・モース[1838-1925]の人種論を中心として書かれたもので、大変、参考になります。

 


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