人類学のススメ

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分子人類学の本17.学んでみると遺伝学はおもしろい

2014年04月11日 | K1.分子人類学の本[Molecular Anthropo
学んでみると遺伝学はおもしろい (BERET SCIENCE) 学んでみると遺伝学はおもしろい (BERET SCIENCE)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2014-03-24

 この『学んでみると遺伝学はおもしろい』は、東京大学理学部の分子人類学者の針原伸二さんが、入門者向けに書いた分子人類学や遺伝学の教科書です。2014年に、ベレ出版から出版されました。私は、出版時に著者の針原伸二さんから寄贈していただきました。

 本書の内容は、以下のように、全10章からなります。

  1. 遺伝の法則
  2. DNAとは何か
  3. 染色体
  4. 染色体から遺伝を考える
  5. なぜ男と女に分かれているのか(性の話)
  6. 性染色体とミトコンドリアDNA
  7. 遺伝子と病気
  8. 遺伝子を調べる
  9. DNA鑑定
  10. DNAから見たヒトの進化

 本書は、分子人類学や遺伝学について、多くの図を使ってわかりやすく説明されており、入門書として最適です。なお、このブログでもご紹介しましたが、同じ著者による『学んでみると自然人類学はおもしろい』の分子人類学の項目と併せて読む事をおすすめします。

Harihara2014


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