学んでみると遺伝学はおもしろい (BERET SCIENCE) 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2014-03-24 |
この『学んでみると遺伝学はおもしろい』は、東京大学理学部の分子人類学者の針原伸二さんが、入門者向けに書いた分子人類学や遺伝学の教科書です。2014年に、ベレ出版から出版されました。私は、出版時に著者の針原伸二さんから寄贈していただきました。
本書の内容は、以下のように、全10章からなります。
- 遺伝の法則
- DNAとは何か
- 染色体
- 染色体から遺伝を考える
- なぜ男と女に分かれているのか(性の話)
- 性染色体とミトコンドリアDNA
- 遺伝子と病気
- 遺伝子を調べる
- DNA鑑定
- DNAから見たヒトの進化
本書は、分子人類学や遺伝学について、多くの図を使ってわかりやすく説明されており、入門書として最適です。なお、このブログでもご紹介しましたが、同じ著者による『学んでみると自然人類学はおもしろい』の分子人類学の項目と併せて読む事をおすすめします。