モンキー・パズル―分子人類学からみた進化論 価格:¥ 1,620(税込) 発売日:1984-07 |
この『モンキー・パズル』は、サイエンス・ライターのジョン・グリビン(John GRIBBIN)さんとジェレミー・チャーファス(Jeremy CHERFAS)さんが、分子人類学から見た進化について書いたものです。原著は1982年に出版された『Monkey Puzzle』で、元立教大学の香原志勢さんによる監訳・板橋礼子さん・東京大学の植田信太郎さんと石田貴文さんによる訳で、1984年にHBJ出版局から出版されました。
本書の内容は、以下のように、全10章からなります。
- 1パーセントだけの人間(香原志勢訳)
- 時計じかけの進化(植田信太郎訳)
- 化石の大時計(石田貴文訳)
- 分子時計(植田信太郎訳)
- ゲームの規則(石田貴文)
- サルからヒトへ(板橋礼子訳)
- 類人猿の幼な子(板橋礼子訳)
- 氷河時代に生きる人びと(板橋礼子訳)
- わが兄弟類人猿に語りかける(板橋礼子訳)
- 解かれたモンキー・パズル(香原志勢訳)
本書は、出版されてから年月が経っており、内容も古くなっていますが、当時の考え方が伝わる点で参考になります。