◎今日のテクニカル分析は、ユーロドル相場です。
ファンダメンタルが改善しかけると売り材料が新たに提示される展開が繰り返され、まるで恣意的なドル高圧力が掛かっているかのように見えます。週足では上下に長いヒゲをつけた十字足が4週続き、今週で5週目となり、そろそろ1.3500が心理的云々という地合でもなくなってきた印象です。
今日はいつものチャートに単純移動平均を追加してみてみましょう。
4時間足で見ても、5本から120本までの足を使い、5種類の移動平均線を表示しましたが、全てがかなり緊密に収束し、全てのラインが価格の上に位置することとなりました。
加えて雲の下でしっかり陰線を作ったのは久しぶりとなり、下値を試す準備が整いつつあるように見えます。
雲の下限と、遅行スパンの上に位置する当時の基準線が、1.3584で一致していることから、相場が反転上昇するようなら、この水準前後でユーロを売り、雲を上に抜けるようなら、1.3635付近で一旦はストップというイメージです。
戻らずに下落を再開するようなら、遅行スパンが当時の雲の下に出るタイミングかつ、本日の安値割れとなる、1.3540割れで追いかけ売りとし、その場合のストップは、雲の下限を越える1.36台としてみます。
目先の下値目標は、これまでの安値圏をなす、1.3450付近とします。
◎最後に、今晩の米国経済指標、発表予定です。
マイナー指標ですが久しぶりに2件あります。在庫指数はマイナスがポジティブとなることに注意しましょう。ただ、それよりも、要人の発言予定か幾つかあり、ドイツ連銀総裁のコメントには要注意だと思います。
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