タイトル通り月曜日は薄いところを、感覚的にはバリア2つ分程度の下値抵抗を潰された格好となり、ロシア筋などといわれる短期的なファンドのショートは利食われた感じがします。
サブプライム問題の波紋など米国経済の不透明感は解消されておらず、各国株式市場への影響を考えると、思い切って円安期待で円売りとする勇気も出しづらいところです。
クロス円はこれで底を確かめたとは言いづらい中途半端な水準で、強いて言えば戻り高値を模索している様にも見えます。
ストレート通貨に関して明らかな点は、ドル買いへのスパイラルへ突入しても良さそうな位置です。新規に買うというより短期間に売られ過ぎた部分の調整かもしれませんが、ドル円上昇、ポンドドル、ユーロドル下落によってクロス円はレンジ取引を中心に、下落スピードが速い通貨のクロス円が下げるといった展開を予想します。
ドル円は「テクニカルクリップ」でショートを維持しているところですが、市場では短期ポジションのドルショートのストップロスが先ほどついたとの噂があり、119.42まで上昇しました。
自分の感覚と取引の方向を比較したとき、ドル円の売り持ちは確かに矛盾しており、買い戻しの気が進まないのであれば、少しヘッジを考えてみようと思うところです。本日は7月度の最終日ですので、月間のPLが決ります。TFnsでは、運用中のドル円をどうするか、新戦略を視野に解説します。
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