今週も始まってしまいました。各通貨ペアの思惑が交錯し、見えにくい相場となっています。
ユーロドル、ポンドドルなどのストレートペアが各対円ペアの運命を握っている様に推移した先週の相場でしたが、両ペアに関しては短期的な下落トレンドを脱していないものの、チャンネルの底値確認を終えたがごとくやや反転気味に推移しています。
それにしても、南アフリカランドの強さはある意味で根拠があるものの、豪ドル円やカナダ円の相場が非常に底堅くなっています。ドル安要因でドル円が下がるステージでも、これらの腰が据わった対円ペアがかえってドル円やその他メジャーの対円ペアの下落を下支えしている様に映ってしまいます。
もしもストレートペアで高値確認をしに折り返すようなら、ドル円の底堅さが手伝ってクロス円の上昇に加速が付くステージもあるかもしれません。
本日はドル円ペアを占うも、トレンドチャンネルを意識するには上下がやや遠そうです。ここは水平分析を頼りにトレンドに沿った戦略シナリオと、逆張りながらあり得る戦略シナリオの2通りの考え方を紹介します。
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