動画にするまでの余裕がありませんでしたので、ブログで閃いてみます。
本日もポンドドルで相場を解析しますが、ユーロドルも概ね同じような状況であり、週足では雲にも近づけなかったことで、地合いはポンドよりも弱い状況であることをお伝えします。
さて、ポンドドル相場は、過去2回の動画で追いかけてきましたが、いよいよ5月下旬からの中期上昇トレンドのサポートラインをしっかり割り込み、比較的しっかりしたサポートが期待されていた4月の高値圏である1.54代後半をも本日一気に割り込み、目先の最大値として想定した週足雲の下限となる1.5347まであと少しとなりました。
この落ち方を見る限り、週足の雲の下限で止まるという方が無理に感じています。
一旦は底値感が出ることから、買い戻しが優勢となった場合、4月の高値圏へ向けて天井を確認に行くような動きになれば、その手前の1.5450を中心にポンドを売り、1.55台半ばを越えるようなら1.5560で一旦はストップです。
週足の雲の下限となる1.5347を割れるようなら、40あたりのストップ売りで追いかけ、この場合のストップは4月高値圏を越える1.5500辺りで良さそうです。
下値は週足の基準線が1.5112に差しかかっており目先の目標の候補です。日足で見ても
・雲の上限が今週いっぱい1.5108であること
・上昇相場での最後の押しとなった7月21日の安値が1.5122であること
・4月下値圏の1.5120台は幾度か下値を支えた水準
などから、1.51代前半は目先の最大値として考えてもよさそうです。
確実に行くなら、7月上旬に揉み合った1.51台後半は2月3月の月末月初でギャップした水準と一致し、4月の実体線レベルでの安値水準でもあることから、1.5200を割れた辺りからスクエアリングを意識しても良いでしょう。
ForexTVジャパン
浅野 敏郎
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