ドルが全面的に強い中で円高圧力も相殺(そうさい)されています。投資市場全体が弱気となって円買いが強まらない限り、
93円台は買い、94円台は売りというイメージです。
ユーロやポンドなどストレート通貨ペアでのドル高が進展しています。ドル円が揉み合う想定をした場合、計算上、ユーロ円、ポンド円などのレートが下落するため、クロス円のストップなどが一時的に噴出する可能性があります。その影響がドル円相場で円買いとなった場合、相場は下押しする可能性がありますが、あくまで一過性の動きを想定したいところです。損失予算を見込める向きは、下値のストップゾーンをもう少し引き離し、トリガーしない配慮も可能かと思います。