外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

GBPJPY 4匹目の“どぜう”はいるか…カルト級なお話

2008-04-17 20:28:26 |    -ポンド円

相場の話をするに付け、変動をどうにか裏付けるような話題を探して、後講釈として説明するようなことは良くあることです。

当然、オンタイムにそれらの要因で変動することもあり一概には言い切れませんが、稀に相場変動は理解できない動きを見せることがあり、何かに取り付かれたような連続性を再現する場合があります。

もちろん、永久に継続することはありえないので、いつかはそのリズムは破壊されるのですが、そのタイミングを何となく嗅ぎ付けることが出来たとき、面白い戦略がひらめく時があります。

実は、ポンド円相場は概ね2ヶ月を一セッションとして、「揉み合い→下落」というリズムを240円前後から繰り返してきています。また下落のトレンドは概ね綺麗なチャンネルを形成しており、上値補助辺りでの新規売りは下値支持ライン辺りでの収益機会を期待させてしまいます。

202円台前半が上値補助水準であることから、先ほどラインの上抜きを果たし形勢は不利となっていますが、逆にこのレベルの上抜きを上昇のシグナルとする向きも、205円台に乗せれば210円辺りまでの上昇も期待でき、タイミングとしては上下共に非常に期待できる位置関係にいます。

4匹目のドジョウが居ると踏むならここからの下げは20円程度期待でき、それは5月の連休明け12日週あたりとチャートは言っています。