ドル円同様ポンド円についても、セルオンラリーが基本に見えてしまう昨今で、上手く伸びたところを売れれば概ねTPの機会にも恵まれていたのではないでしょうか。
一方で、クロス円が突っ込んで売られた時は、こちらも買い下がっておけばそう待たずしてTPできるといった、典型的なレンジ相場を繰り返しています。
ポンド円が弱いイメージは、ストレートペアであるポンドドルでも同様で、一時ユーロポンドの売り戻しで強まったポンドでしたが限界があり、このところ再びポンド売りが先行している形です。
利下げの現実性を考えるとユーロポンドは買われ気味に推移してしまうことは容易に想像でき、確かにそう単純ではないと思いながらも、現実が先行しています。
カナダや豪ドルも、どう見ても既に下落の目を引いてしまっているようにしか見えない状況で、ドル円の底堅さから感覚的には底堅い印象があります。時間的にもう少し調整が入るのかもしれませんが、やはり高金利通貨の売りタイミングが近づいているような気がしてなりません。"投資郎"