世界共通の通貨コードで表記した場合の金(GOLD)を意味する。ちなみに銀(Silver)はXAGで、「GOLDのGがあるほうが銀」と覚えてはいかがだろう。
USD=米ドル、GBP=英ポンドも世界共通の通貨コードで、アルファベット3文字で表記される。もちろん、我が日本円はJPY。
こぼれ話
通貨コードでZARといえば、南アフリカランドのことであるが、South African Randの頭文字をとれば、SARとなるはずだが、実はSARは既にSaudi Arabian Riyal で登録されていたので、Sの変わりにZが適用された。早いもの勝ちは、こんなところにも通用するのであるが、なぜSの代わりにZとなったかは、私には不明。音が似ているからか??
昨夜は最後のひと波乱がありました。理由は定かではありませんが、ストップ狙いという噂があります。
参考戦略も見事に切らされ、無残な結果となっています。タラレバは無意味ですが、現在の水準が恨めしく思います。
ドル円やその他の対ドルペアでは、さほど大きな動きは見られず、ユーロ、ポンドを中心に強引とも言えるドル売りが持ち込まれています。概ねメジャーどころの対ドルを一通り調べましたが、カナダ、スイス辺りが若干つられている程度で非常に不気味です。
両通貨が薄い時間帯ならまだしも、JST23:00時台といえば、欧州は終りかけているのは確かですが、まだ多少の噂だけでは動きにくく解せません。玉の程度を想像すると、ファンドあたりのまとまった組み換えが発生したか、先のTSLF絡みで瞬間的に金利が異常に歪んでもしたか…などと空想は絶えません(あくまで根拠のない話です!)。
いずれにせよ、2番天井をつけた事実を重くみるかどうかが焦点となりそうですが、個人的には依然としてユーロは調整圧力の方を本流と見ています。
昨日の推測ではありませんが、概ね同時刻にXAUUSDがブレークダウンしています。ゴールドクロスのまき戻し(シフト先はユーロ)と考えれば、唯一自分が納得できるシナリオとなります。
実は、数時間前の15:00~16:00あたりのユーロの下げと同時に、XAUUSDが900ドルを割り込んでいます。もし、上の仮定が正しいとするなら、今夜2匹目のドジョウが出たときには絶好の売り場と考えられそうです。XAUUSDのターゲットは850ドルあたりに見えます。
ユーロは非常にセンシティブな展開が継続しています。たとえ自身の取引方向が決ってもこの相場では一体どこまでの戻しを想定するかは、依然として難しい展開が継続しています。かといってストップをやたらと深くすれば良いというものではなく(深すぎれば置かないのと同じです。万が一発動してしまえば壊滅的なダメージとなり、レバレッジ取引なりのストップ設定が重要となります)、悩ましいところです。
ユーロ売りを再度意識してみたいと考えています。