山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

男体山と女体山を結ぶ道(後編) 筑波山 日本百名山№18

2012-03-21 | 18筑波山(春)
筑波山・御幸が原の
みゆき茶屋さんの壁は
山野草の写真でいっぱいです。
写真好きで花好きなものですから
店を一周して見せてもらいました。
1枚も同じ種類の花がありません。
みなこの山で撮った写真だそうです。
どなたが撮られたのでしょうか。
きっと筑波山が大好きな人ですね。
食べたものが落ち着いたところで
お店の入り口で
ご主人にあいさつをして
女体山へ出発します。
すぐに小さな階段があり
振り返って
男体山を撮りました。
 
今日は1日曇りです。
明日からは雨の予報でした。
遠くの山に行くときは
季節も天気も希望通りにはなりません。
先に進むと10分ほどで
セキレイ石に到着しました。

この石の上に
せきれいが止まって
男女の道を教えたということですが、
抽象的過ぎてわかりにくい。
別の話としては
男の神様と女の神様の縁結びをした
この方が身近な感じがします。
すぐ脇のせきれい茶屋は
大口のお客さんでにぎわっていました。

どなたが
せきれいなのでしょうか。
中からにぎやかな話し声が聞こえます。
ここからは
鉄塔の林と

筑波山の奇岩
ガマ石

などを経て
女体山山頂手前の広場に至ります。

右が山頂・左がつつじヶ丘です。
山頂といっても
最後の急な坂もなく
到着しました。

なぜか
この写真だけピンボケです。
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女体山山頂から見る関東平野は絶景です。
少し引いたところから
山ガールに出演してもらって
 
足元の石がつるつる滑りそうで
怖いけれど、
へっぴり腰で前進します。

犬は遠くまで見えるのでしょうか
1歩も動かず
えさを食べています。
狛犬みたいです。
あわてて写真を撮って退散しました。
山頂の社の奥に
小さな橋が架かっていました。

天の浮橋
神界である高天原(たかまがはら)と
人々の生活する現世(うつしよ)を結ぶ
架け橋だそうです。
その社から男体山を見たところです。

次回は
つつじヶ丘編