山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

男体山と女体山を結ぶ道(前編) 筑波山 日本百名山№18

2012-03-19 | 18筑波山(春)
ブログでは梅の花が
多くアップされるようになり、
雪国より早い春をうらやましく思います。
筑波山にも梅林がありましたが、
時間の都合で
見ることができませんでした。
バスから見えた看板には
紅梅5分咲きとあり、
少しだけ紅い花が見えました。
さて
筑波山の山頂は
女体山とされています。
女体山のほうが標高が高いから
当然でしょうか。
男体山と女体山は尾根道で結ばれ、
お互いの山頂が見える
遠からず、近からずの関係です。
しかし
同じ名前を持つ山にもかかわらず、
そこはまるで別の山のようでした。
男体山山頂から下りて
御幸が原に戻ります。
昼食の準備をしていないので、
どこかに寄って行こうと思います。
ケーブルカーの山頂駅は
サッシ?の窓に角がありません。

直営のお土産屋兼食堂もあったのですが、
今日はローカルな雰囲気を楽しみたい気分です。

数軒の食堂が並んでいて、
1軒目はかわいい犬が看板です。

でも
1軒目には入りにくい><
その看板を通り過ぎると
3軒目に
おかみさんが戸をあけて
通る人に声をかけていました。
引き寄せられるように
その食堂に入ってしまいました。
みゆき茶屋さんです。
先客は
4人組の山ボーイと
お一人様の山ガール。
入って正面の窓に向かう席に腰をおろすと
山ボーイチームがにぎやかに、
ちょうど注文をするタイミングだったようで、
その会話を楽しく聞きながら、
私も同じものを頼みました。
つくばうどん
900円
窓の柱にわかりやすい説明がありました。

山ボーイチームから順番に
うどんが届きます。
おいしいの連呼を聞きながら
私も荷物やカメラのチェックをし、
順番を待ちました。
15分くらい待って出てきたのは
こちら。  

湯気まで写っています。
具だくさんで何から食べようか迷います。
とりあえず
つくばのつ>>>つくねから頂きました。
ひとつひとつの具は
それぞれの味を主張しつつ
全体の調和がとれています。
ここで営業した長い年月が
隠し味でしょうか。
おいしかった。
特に気に入ったのが
ローズポークのバラ肉でした。
肉の風味と甘味が
うどんのつゆにマッチしていました。
ご馳走様。
私がつくばうどんをいただいているとき
隣のテーブルの
お一人様の山ガールが
うどんを食べ終わると始まる症状になったので
ポケットティッシュを差し出し
使ってくださいというと、
私=花粉症なんです。
ティッシュも持ってますと
にっこり笑顔で断られました。
お一人様に声をかけるのは勇気が必要ですが、
笑顔に救われました。
後編につづく