Fukunosukeです。
izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう
あぁ、着いた。ここだここだ。ふぅ。Fallingwater。
世界的に有名な建築物があるというのに、サインはこの石版だけ。
何kmにも渡って看板やお土産物屋がずらり並ぶ日本の観光地とは、
根本的に何かが違いますね。
駐車場で車を止め、森の奥に進んで行きます。
ようやく、その姿が見えてきました。誰もが見たことのあるこの風景。
言うまでもなく、フランク・ロイド・ライトのマスターピース。
僕はこの建物の価値を語る知識も資格もないですが、さすがに
「おー!」と唸りましたよ。何の“おー”かは、自分でも謎ですけど(笑)。
でも、少なくとも、ベルギーで小便小僧を見た時の「あー、、、(絶句)」
とは全然違いました。
(もう、最低なコメントだな)
それでも、はじめは「普通に素敵なお屋敷(はぁと)」と眺めていた程度なのですが、
つぶさに観察するにつれ、「これが70年以上も前に発想され、建築されたものですか!」
と興奮の度合いが増していきます。無知も意外な感動をもたらすものです。
そういう興奮の元は、例えば間接照明の取り入れ方だったり、鉄と岩の組み合わせや、
屋外と屋内の関係の作り方だったりします。何より、この建物は単純な直方体の反復
だけで構成されているはずなのに、複雑で美しく、観る者に様々な意味を感じさせる
ことに大ビックリです。
すべてのものが充分に今に通用しているし、むしろ現代においても、これを超えていない
ものは沢山ある、、、んじゃないのかな、たぶん。それがこの建物の価値なんでしょうね。
リビングは川の上に張り出しています。どういうわけか、リビングから、
川面に向かって階段。へー。
これは「自然との調和」の意思表示かな(←調べる気なし)。
建物の形の都合上、テラスが沢山あるのですが、上手に居室と繋がっており、住まう空間の
一部であることを主張しています。
直方体をリフレインする中心軸に、石の塔の様な構造物があり、
安定感をもたらしています。そう言えば、有名な電気スタンドも、
こんなコンセプトじゃないかな。
本館の奥に、あとから建てられたゲストハウスがあります。
本館とゲストハウスは、こんな回廊でつながれています。
回廊の屋根は片持ち式。強度は大丈夫? びっくり。
本館ほどのインパクトはないですが、とても雰囲気の良いゲストハウスです。
後編では、ちらと中の様子も紹介します。
北米2010 目次へ
izolaさんもアメリカレポートあっぷちゅう
あぁ、着いた。ここだここだ。ふぅ。Fallingwater。
世界的に有名な建築物があるというのに、サインはこの石版だけ。
何kmにも渡って看板やお土産物屋がずらり並ぶ日本の観光地とは、
根本的に何かが違いますね。
駐車場で車を止め、森の奥に進んで行きます。
ようやく、その姿が見えてきました。誰もが見たことのあるこの風景。
言うまでもなく、フランク・ロイド・ライトのマスターピース。
僕はこの建物の価値を語る知識も資格もないですが、さすがに
「おー!」と唸りましたよ。何の“おー”かは、自分でも謎ですけど(笑)。
でも、少なくとも、ベルギーで小便小僧を見た時の「あー、、、(絶句)」
とは全然違いました。
(もう、最低なコメントだな)
それでも、はじめは「普通に素敵なお屋敷(はぁと)」と眺めていた程度なのですが、
つぶさに観察するにつれ、「これが70年以上も前に発想され、建築されたものですか!」
と興奮の度合いが増していきます。無知も意外な感動をもたらすものです。
そういう興奮の元は、例えば間接照明の取り入れ方だったり、鉄と岩の組み合わせや、
屋外と屋内の関係の作り方だったりします。何より、この建物は単純な直方体の反復
だけで構成されているはずなのに、複雑で美しく、観る者に様々な意味を感じさせる
ことに大ビックリです。
すべてのものが充分に今に通用しているし、むしろ現代においても、これを超えていない
ものは沢山ある、、、んじゃないのかな、たぶん。それがこの建物の価値なんでしょうね。
リビングは川の上に張り出しています。どういうわけか、リビングから、
川面に向かって階段。へー。
これは「自然との調和」の意思表示かな(←調べる気なし)。
建物の形の都合上、テラスが沢山あるのですが、上手に居室と繋がっており、住まう空間の
一部であることを主張しています。
直方体をリフレインする中心軸に、石の塔の様な構造物があり、
安定感をもたらしています。そう言えば、有名な電気スタンドも、
こんなコンセプトじゃないかな。
本館の奥に、あとから建てられたゲストハウスがあります。
本館とゲストハウスは、こんな回廊でつながれています。
回廊の屋根は片持ち式。強度は大丈夫? びっくり。
本館ほどのインパクトはないですが、とても雰囲気の良いゲストハウスです。
後編では、ちらと中の様子も紹介します。
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