「人生は生かされてるんじゃない。(自分で強く)生きる人生でなきゃいけない。」
「どんな場合にも『こまった』『弱った』『情けない』『腹がたつ』『助けてくれ』なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです。」
(中村天風)
中村天風に似た考えに撃墜王坂井海軍中尉の言葉があります。
「どういう働きをするか見て下さい。守ってくれなどと申しません。神というものがあれば、ご照覧あれ。最善を尽くして . . . 本文を読む
池田晶子(哲学者・文筆家、46歳で死去)の読売新聞、1998年4月1日記事より「現在の日本に生きる人々は、自分が何のために何をしているかを自覚していません。自分の精神性以外の外側の何かに価値を求めて生きている・・・精神性の欠如という点で、かなりレベルの低い時代と思う。・・医学なども、なぜ生きるのかを問わず、ただ生きようとすることで進歩した。何のための科学かという哲学的な内省を経ていない。・・ただ生 . . . 本文を読む
A師の話
2021-11-14 | 法話
詩篇42:6-11に「わたしはわが岩なる神に言う、『何ゆえわたしをお忘れになりましたか。何ゆえわたしは敵のしえたげによって/悲しみ歩くのですか』と。わたしのあだは骨も砕けるばかりに/わたしをののしり、ひねもすわたしにむかって/『おまえの神はどこにいるのか』と言う。」とある。
人生は苦である。苦の最中ではこう思うことがある。「勝者には神佛がいても、敗者には神佛はいない。富者に神仏はいても、貧者には . . . 本文を読む
今日は亥の子の日
2021年 11月11日(木)は亥の子の日
「亥の子の日」とは亥の月(旧暦10月)の上の最初の亥の日のこと。
亥の子餅を作って食べ、万病除去・子孫繁栄を祈る、子供たちが地区の家の前で地面を搗いて回る、などの行事があるようです。
「年中行事覚書・柳田国男」には「七十年前には、自分なども村の子供であった。古い話をし出すと止められなくなって、うっかり紙数を費やす恐れがあるが、今 . . . 本文を読む
結論 古今霊瑞多し、疑うなかれいつの世でも、いずれのところでも人間わざのほかに、不思議は多い。不思議というはその実不思議ではないのだが、幼稚で未熟なる間、低級な心にとどまっている間は高等な世界の事は分らぬ。故に神武帝東征の道案内をしたという金鴉、日本武尊が死後姿を変えた白鳥、日清戦争大勝利の時高千穂艦に降り立ち後に陛下にまで生きたまま献上された鷹、日露戦争初めに箱崎宮の現れた鳩等昔も今も瑞相は現れ . . . 本文を読む
七、高僧疑暗を諭し、外道ついに帰正す主人幸七の弟義右衛門は儒学者のためこの話を狐に誑かされているとみて芳江にとりついた狐を掴み出すと称して芳江を庭石に投げつけようとするのをみなで押しとどめていたところ、五七三十五回忌のため光明真言供をお願いしていた導師慈明尊者が出てきて「主人の幸七殿が霊験不思議と信ずるは宿善開発の時節にあいたるがゆえなり。弟義右衛門殿が信ぜぬは時期の熟せぬによるのみ。智愚、学問の . . . 本文を読む
・史料綜覧 巻八 / 文明十八年(1486)十一月九日条
「九日 多武峯大織冠像破裂ス 尋デ関白九条政忠 告文使ヲ遣シ 其平復ヲ祈ル」
天皇は土御門天皇。室町幕府は足利義尚。
この頃は特段大事件は起こっていません。
・史料綜覧 巻八 / 明応二年(1493)十一月九日条
「九日 諸社ノ怪異ニ依リ 吉田兼倶ヲシテ 清祓ヲ行ハシム 尋デ 臨時ノ御拝 . . . 本文を読む