福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

Nさんが20日の坂東巡礼の記録を作ってくださいました。

2014-01-21 | 開催報告/巡礼記録
銚子駅に11時30分に集合しました。天気は良いが風は冷たく、海風もあり、微かに潮の匂いのする銚子駅に降りたちました。バスに乗車すると、すぐに飯沼山円福寺に着きました。本坊と観音堂が二つの場所に分かれている為、まずは本坊で御朱帳を頂き、そこから少しの距離の観音堂へ歩いて行きました。もとは同じ境内だったそうですが、空襲に遭って一帯が焼け野原になり戦後の復興の際にかつての境内を横切るような形で道路が造られたため、このような状態になったとの事。縁起によれば、本尊の十一面観音菩薩は光輝く海に二人の漁師が網にかかったものを安置し出家して守ったのがはじまりだとの事。後に弘法大師が訪れ、さらに土地の豪族が大師を慕い帰依し大伽藍を設立したのだそう。ちなみに「飯沼」は、観音像が海から引き上げられた時に天から米が降注いだという言い伝からから付けられたのだそうです。
円福寺の奥の院が漫願寺なのですが、観音堂から距離にして4キロ程離れていたため、一旦銚子駅に戻ると、帰路のちょうど良い上京の電車がきた為、飛びのり乗車してしまった為、奥の院は今回は行く事が出来ませんでしたが、またの機会に訪れてみたいと言う気持ちを残して、銚子を後にしました。短い時間の巡礼でしたが、今年一番の巡礼でしたし、なんといっても、素晴らしいと思ったのは、今年は午年で12年に一回の御開帳の年。結縁の年。坂東をはじめ秩父、西国と総開帳の凄い年、そんな素晴らしい年の始めに巡礼出来た事に感謝です。今年はなにか良い事が起きるような気がして、帰りの高原講元様のお話も良いお話をお聞きし、良い年頭の巡礼が出来ました事に感謝でした。
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