福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

おおいなる、お慈悲ひとつの身になりて

2024-05-24 | 法話

「おおいなる、お慈悲ひとつの身になりて、すごす月日は、貴とかりける」(お地蔵様の歌、詠み人知らず。)お地蔵さまはお釈迦様の入滅された後、56億7千万年後に弥勒菩薩がこの世にあらわれるまでの間、衆生を救う役割を担っておられます。そして辺鄙な山中や道端に立ち尽くして自分は風雨に打たれながら、塗炭の苦しみにあえぐ衆生を無縁の大悲で救ってやろうと日日大奮闘されています。全く何の見返りもお求めになりません。ただ苦しんでいる人々の苦が少しでも和らげられればお喜びになるのです。まさに「お慈悲ひとつの身」です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十善業道經(全) | トップ | 四国遍路で不可能と思われた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事