「神祇あることを信じとは、正知見の中には神祇あるなり。凡そ物あれば能あり。能あれば徳あり。世間事物の中、楽器は工匠の手より出で来る物なれども、其の妙物は必ずその徳そなはるなり。刀剣は鍛冶が手より造立せる物なれども、其の逸物に至りては、其の徳あるなり。まして山川聚落は広大なるものなれば、必ず神霊あるなり。地水火風はさらに広大なれば四大神その徳いちじるしきなり。五穀は人民を利する功大なれば必ず神霊あるなり。天はさらに尊尚なれば、天神その徳あり。日月星辰みな其の神霊あり。有徳の臣、みな神霊あるべし。具には餘所にしるせるごとし。(慈雲尊者、人登奈留道随行記)」
最新の画像[もっと見る]
- 金剛頂瑜伽中發阿耨多羅三藐三菩提心論 7ヶ月前
- 一日は定光佛・熱田大明神・妙見様・天神と地神の日 2年前
- 万人幸福のしおり 4年前
- 佛説彌勒大成佛經 (全巻書き下し) 4年前
- 四国八十八所の霊験・・・その97 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その92 6年前
- 四国八十八所の霊験・・その89 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その88 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その83 6年前
- 四国八十八所の霊験・・・その76 6年前