福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

角田さんの第12回目(結願)江戸三十三観音霊場・東京十社巡拝行記録・・8

2016-04-18 | 開催報告/巡礼記録
角田さんの第12回目(結願)江戸三十三観音霊場・東京十社巡拝行記録・・8


この瀧泉寺で、私たちの江戸三十三観音霊場・東京十社の巡拝行は、目出度結願し、満願達成しました。感無量の感がします。思えば、昨年(平成27年)5月10日、東京・浅草の浅草寺を皮切りに、江戸の観音霊場三十三ヵ寺と、東京の元准勅祭神社である東京十社の神社を計画的に月一回の割で参拝しました。春夏秋冬の季節の巡りや風物、初めて訪れた町、白い笈ずる姿で、人ごみの中を歩き、講元はじめ、順路上に落ちているゴミを拾い歩く講員の皆さん
いろんな光景が脳裏に浮かんできます。巡拝が苦しい時もあり、楽しい時もありました。しかし、結願した今、こうした身体の労苦もさることながら、精神的な充実が図られたことが何にも換えがたい収穫です。一歩前進、二歩後退のような、仏道修行としての巡拝行でしたが、少しは、進歩したか?と言うのが実感されます。特に神社で「般若心経秘鍵」「般若心経」をあげることができたことは大変意義のあることだったと感じています。

最近福聚講では講員の方々が続々と「お蔭」を頂いています。なかには奇跡的なお蔭を頂いた方もいます。そういう方々を横目に見ても、今回の江戸三十三観音霊場・東京十社巡拝行を無事、健康で成満できたのは、何をさておいて、神仏の大きな「お蔭」を戴いたからではないかと思います。自分の利益になり、素晴らしい幸運を得ることばかりが「お蔭」を戴くことではないとおもいました。巡拝行が当初の目的どおり確実に実行できたのも、やはり、神仏から大きな「お蔭」を戴いた結果ではないかと思い感謝の気持ちで一杯です。自分で意識すると否とにかかわらず、神仏は、私の祈願する所のものを聞きとめていただいており、私の修行の度合いを伺いながら、「お蔭」の成就の機会を窺って居られるのでしょう。有り難いことです。もし「お蔭」を戴いたのなら、その「お蔭」を他の人にも、分けてあげよう。互いに、喜びあげようと、ごく普通に考えて、仏道修行に努めてゆこうと考えるこのごろです

この巡拝行を計画された高原講元様、計画を実行すべく日程や巡拝順路を策定して下さったSさん。そして、絶えず笑顔で巡拝動作を助けていただいた講員の皆さん。講員の皆さんのお互いの助力があつたからこそ、この日を迎えることが出来たのだと思います。何よりも嬉しいことです。感謝感激です。皆さん、大変、ご苦労様でした。有難うございました。


追記 今回の巡礼の記録を、臆面も無く書き続けてきました。拙文でしたので読みにくいところや、もっと気の利いたトピックス、切実な修行体験など、ご期待に添えなかった所が、多々あつたと忸怩たる思いがします。申し訳ありません。お詫びをして、ご挨拶に代えさせて頂きます。有難うございました。
合掌 (角田記)
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