以是因縁。名観世音
是の因縁を以て観世音と名く。「 こういう因縁で、観世音とお名前がつけられているのです。」
若復有人。臨当被害。称観世音菩薩名者。彼所執刀杖。尋段段壊。而得解脱。
若し復人あって当に害せらるべきに臨んで、観世音菩薩の名を称せば、彼の執れる所の刀杖尋いで段段に壊れて、解脱することを得ん。「 あるいは、ある人が他人に刀杖で打たれる被害に遭いそうになった場合に、観世 . . . 本文を読む
聖無動尊大威怒王秘密陀羅尼経
聖無動尊 大威怒王 秘密陀羅尼経
しょうむどうそん だいゐぬおう ひみつだらにきょう
金剛手菩薩説三蔵般若遮迦 羅 譯
こんごうしゅぼさつのせつさんぞうはんにゃしゃか らの やく
爾時 毘盧遮那大會中 有一菩薩摩訶薩
そのときに びるしゃなだいえのうちに ひとりのぼさつまかさついます。
名曰金剛手
なづけてこんごうしゅといふ。
與妙吉 . . . 本文を読む
8,石槌山御修行・・石槌山(前神寺、四国六十四番)三教指帰には「あるときは石峯に跨って糧を絶って轗軻(かんか・・苦労する)たり」とあります。いまでも四国遍路は石槌山に登るとこが必須の課題です。別当寺の前神寺はもちろん、難所の焼山寺から望む石槌山も有難いものです。このあたり一帯はなんといえぬ霊気が満ちています。私の行を指導していただいているA師は毎年石槌山に登っています。 . . . 本文を読む