My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2009-08-16 21:46:42 | フリッチャイ

○モーツァルト 大ミサ フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団他 1959年9月30日、10月4、10日

○ハイドン テ・デウム フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団他 1961年9月30日、10月1日


モーツァルトの大ミサは、1959年9月、自由ベルリン放送の放送会館大ホール完成を記念して開かれた演奏会に続いて、このホールを使用して録音されたもの。この当時、ドイツ・グラモフォンがベルリン・イエス・キリスト教会以外の場所で録音したのはめずらしいのではないかと思います。もっともこの録音途中の10月5、6日には、イエス・キリスト教会でベルリン・フィルと「新世界より」を録音していますが。


さて、演奏ですが、厳格で研ぎ澄まされた中、清らかで、敬虔深い音楽が奏でられます。並行して録音された「新世界」とは対極にあるように思えます。特にグローリアの第2曲「ラウダームス・テ」でのシュターダーの歌唱は清らかでかつ伸びやかで、大変魅力的です。


テ・デウムは、最晩年に録音された曲で、スケール感の大きい演奏です。

Mozartgreat

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群響サマーコンサート

2009-08-15 22:19:36 | 演奏会

○西村 朗 ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲

○メルカダンテ フルート協奏曲

○ハイドン 交響曲第101番「時計」

○メンデルスゾーン 交響曲第1番から第2楽章

 W.シュルツ(Fl)、K.I.エトウ/群馬交響楽団


毎年、草津夏期国際アカデミーの前夜祭として開催されているサマーコンサート、今年は藤岡市制55周年記念ということでみかぽみらい館で開催されました。


西村朗の曲は、第9交響曲の序曲的性格の曲として作曲されたということで、10分程度の演奏時間で4楽章あり、各楽章に各交響曲の相当楽章のフレーズがちりばめられています。第6交響曲は唯一5楽章がありますが、これは終楽章のコーダで出てきます。

10分で8つの交響曲のさわりを聴けるということで得したと思うかどうか???

メルカダンテのフルート協奏曲は聴きやすい曲でいい気持ちになってしまい、一部記憶に残っていません。

最後は「時計」、演奏自体はよかったですが、プログラムとしてメインになる曲がなく、ちょっと物足りない気がしました。

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小海線サロンエクスプレス

2009-08-14 19:37:00 | 写真

昭和60年11月16日、乙女~三岡間で撮った、サロンエクスプレス高原列車清里号です。

乙女駅は、駅名に惹かれ、前後、何回か訪れました。

19851116

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今日聴いた曲

2009-08-13 21:15:58 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 交響曲第1番「ズロニツェの鐘」 ペシェク/ロイヤル・リヴァプール・フィル

○ドヴォルジャーク チェロ協奏曲 フルニエ(Vc)、セル/ベルリン・フィル 1962年


格安で購入したペシェクの交響曲全集。全体してバッとしない演奏であまり聴いていませんでしたが、この1番だけは中々の演奏でした。

第1楽章の序奏、ちょっと物足りないのですが、その後が充実、ティンパニが存在感あり、堂々とした演奏です。ペシェクは、第1楽章再現部の第2主題の出だし、第2楽章の中間部に移る前のヴィオラのパートをソロで弾かせています。第1楽章再現部の第2主題は、ケルテスが同様にソロで弾かせていましたが、第2楽章をソロで弾かせていたのを聴いたのは初めてで、大変印象的でした。


フルニエ/セルのチェロ協奏曲は、名盤の誉れ高い録音です。ロストロポーヴィチが豪快でスケールの大きい演奏であるのに対して、フルニエは非常に柔軟性のある音で品格の高い演奏をしています。


セルは、1937年にカザルスとチェコ・フィル、1962年のフルニエとベルリン・フィルそして1969年にライヴ録音ではありますが、ロストロポーヴィチとクリーヴランド管弦楽団との録音があり、チェロ奏者の頂点にある3人との録音を残したことになります。

Dvorak1pesek Dvorak_vcc

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今日聴いた曲

2009-08-12 18:50:18 | フリッチャイ

○バルトーク ピアノ協奏曲第2番 アンダ(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1959年9月10、15、16日

○バルトーク ピアノ協奏曲第3番 アンダ(Pf)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1959年9月7~9日


これも、フリッチャイの代表的名盤。私がフリッチャイを聴き始めた頃は、ほとんど廉価盤になっていましたが、この録音だけはレギュラー盤で残っていました。


2番はちょっと荒々しく、スケールの大きい演奏です。対して3番は、繊細でしなやかな演奏です。特に第2楽章の中間部は、木管、ヴァイオリン、ピアノ、木琴そしてトランペットの掛け合いが素晴らしく、まるで鳥のさえずり、木々草花の息吹が感じられるような演奏です。また、全体にわたり低弦のしなやかさ、柔軟さには目を瞠るものがあります。

この録音は、1958年の暮れから2度にわたる手術と長い療養を経た後、復帰して最初の一連の録音になります。まず、9月4、5日にベートーヴェンの第1交響曲を放送用に録音し、その後、この2曲が録音されました。


アンダは、1952年夏にザルツブルク現代音楽祭で第2協奏曲を演奏したときのことを次のように回想しています。「私はこの曲をいわばシューマンのピアノ協奏曲に対すると同じような愛情をもって演奏し、フリッチャイはこの曲のオーケストラ・パートを決して単なる伴奏ではなく、ブラームスの交響曲と同じような重要さをもつものとして指揮したのである。」

この時のライブ録音もAuditeによりCD化されています。

Bartokpc23

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小海線のC56その2

2009-08-11 18:42:54 | 写真

今度の写真は、昭和48年8月5日、信濃川上~野辺山間で撮影しました。


このときは、もうすでに小海線のSLは廃止になっていて、これはイベント列車でした。


この後、下り列車を清里~野辺山間の有名な境川橋梁で撮影しましたが、こちらはピンボケになってしまいました。この場所は、背景に道路ができてしまい、昔と景色が変わってしまいました。

19730805

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今日聴いた曲

2009-08-10 19:47:15 | フリッチャイ

○バルトーク オーケストラのための協奏曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年4月9、10日

○バルトーク 弦・打・チェレスタのための音楽 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年6月17~20日


フリッチャイの師、バルトークの録音。2曲ともフリッチャイの代表盤、というより同曲の代表的名盤の一つに数えられています。


特に、弦・チェレでは知・情・意兼ね備えた名演で、極め高いて集中力を持って刻まれるリズムは、まるで自分の身体を動かしているような自在さを感じさせます。


写真は、国内で初めてCD化されたフリッチャイの録音で、音楽の友社作成の「レコード芸術名盤コレクション」のシリーズの2回目の発売(1988年6月)でした。

Bartok

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池田美代子 ヴィオラリサイタル

2009-08-09 20:33:42 | 演奏会

私が応援している群響首席ヴィオラ奏者、池田美代子さんのリサイタルです。


日時:平成21年10月5日(月)19時~

場所:高崎シティギャラリー コアホール

出演:池田美代子(Va)、ユリア・レヴ(Pf)、ゲスト 高 杉(カオ・シャン)(Vn)

Miyoko_ikeda

曲目:

○ファリャ 7つのスペイン民謡より

○ブラームス 2つの歌

○ピアソラ ブエノスアイレスの四季  ほか

入場料:1,000円

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群響夏休みコンサート

2009-08-09 19:42:37 | 演奏会

○植松伸夫 ファイナルファンタジー

○ビゼー 「カルメン」第1組曲から

○ハチャトゥリアン 「仮面舞踏会」からワルツ

○R-コルサコフ 「シェエラザード」から第2曲

○チャイコフスキー 音楽物語「白鳥の湖」

 竹本泰蔵/群馬交響楽団 案内人:TARAKO バレエ:山本禮子バレエ団


TARAKOさんを案内人に開催している夏休みコンサート。今回は「オーケストラと物語」をテーマに物語に関係ある曲が演奏されました。


最初の曲は、ファイナルファンタジー。そういえば会場内の子供さん、DSを持っている子が多かったです。


最大の見もの(聴き物)は、「白鳥の湖」でした。

2時間半の曲を1時間程度に編集し、TARAKOさんによるあらすじの語りを織り交ぜて演奏されました。あらすじが簡潔にまとまっていて非常にわかりやすかったです。

バレエはとても美しかったです。私が印象に残ったのは、ロットバルト。3幕の舞踏会での踊りは存在感たっぷりでした。

バレエを見ていて、二つ疑問に思うことがありました。男役はなんであんなに大股で歩くのだろうということ。もう一つは、女性陣の笑顔、みんな同じように見えてしまうのですが・・・

(群馬音楽センター)

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小海線のC56

2009-08-08 20:26:52 | 写真

私が親にカメラを買ってもらって、初めて写真を撮りに小海線に行ったときの写真です。


昭和47年8月8日、小海線三岡駅です。

この日は中込まで行って、そこから小諸方面に撮影場所を求めて歩き、結局、岩村田駅で発車風景、三岡駅で到着から入換、発車までを撮りました。


初めてカメラを手にして、こんな程度の写真しか撮れませんでした。

19720808

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今日聴いた曲

2009-08-07 19:51:14 | フリッチャイ

○チャイコフスキー 交響曲第5番 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年1月24日(ライブ)


ベルリン放送交響楽団創立10周年を記念して行われた演奏会の曲の一つです。

他には、エック、フランス組曲、バルトーク、ディベルティメントが演奏されています。


チャイコフスキーの交響曲第5番は、4種(他は1949年ベルリン・フィル、1955年ウィーン響、1957年ストックホルム・フィル)出ていますが、このライブ録音が一番素晴らしい演奏と思います。


全体を通じて、熱のこもった演奏で、テンポの変化が多く見られます。例えば、第1楽章では、第2主題を遅いテンポで思い入れたっぷりに演奏してます。コーダではテンポを上げていたと思ったら一瞬テンポを落とし、また上げていき、また落としていきます。最後は、静かな中にティンパニが起き上がって(音量が上がって)消えていき、ことさら印象的です。

第2楽章では、中間部のテンポを早めにとっており、これは他の3つの演奏でも同じ解釈をしています。3楽章でも、中間部に移る前に木管で演奏される部分で、1回目より2回目のテンポを落としていて、憎いところです。

第4楽章は早いテンポで一気に終りまで持って行きます。

Tchaik5

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今日聴いた曲

2009-08-06 19:20:24 | フリッチャイ

○マルタン 小協奏的交響曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団他 1950年4月11~13日

○アイネム カプリチォ フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年3月22日

○ブラッヒャー パガニーニの主題による変奏曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1950年10月4日


フリッチャイと親交のあったドイツ・オーストリア系の現代作曲家の録音。


マルタンの小協奏的交響曲は、ピアノ、チェンバロ、ハープの独奏楽器と弦楽オーケストラによる編成で、神秘的で魅力的な曲です。アイネムは現代的で親しみやすい小曲です。


3曲とも素晴らしい演奏ですが、中でもブラッヒャーの演奏は目を見張るものがあります。

ブラッヒャーのパガニーニ変奏曲は有名な24のカプリースの24番を使用した変奏曲で、フリッチャイは早めのテンポでRIAS交響楽団の素晴らしい圧倒的なアンサンブルを見せてくれます。この曲の終りの部分はフリッチャイの編曲によるものを使用しています。

Martin

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高森線

2009-08-05 19:16:40 | 写真

九州撮影旅行、今度は高森線(現、南阿蘇鉄道)、昭和49年3月27日の撮影です。


前日、立野に到着、宿で私より一つ下のマニアと同宿、彼も明日高森線を撮るとのことでしたので、同行することとしました。


立野~長陽間の白川にかかる鉄橋の上からこの写真を撮った後、谷を降り、小さな宿の中を通らせてもらい、鉄橋の下に出ました。そこで、列車を待っている間、「遅いね」と声をかけた途端、列車が通過してしまいました。仕方なく次の列車を辛抱強く待ちました。


その後は、高森まで出て、そこでバスに乗り換えたのですが、バス停がわからず発車間際、全速で走りました。バスで延岡に行き、そこで別れました。

19740327

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今日聴いた曲

2009-08-04 18:53:07 | フリッチャイ

○ブラームス 交響曲第2番 フリッチャイ/ウィーン・フィル 1961年8月27日(ライブ)

○ブラームス ハンドン変奏曲 フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月17、18日

○ブラームス アルト・ラプソデイ フォレスター(A)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1957年9月15日


第2交響曲はザルツブルク音楽祭での演奏。この年、フリッチャイは、ザルツブルク音楽祭でモーツァルト「イドメネオ」の新演出上演を指揮しましたが、好評により、この演奏会が追加公演になったわけです。

プログラムは、コダーイ、ガランタ舞曲、ベートーヴェン、三重協奏曲そしてこの曲です。


演奏はスケールの大きい圧倒的な演奏で、1953年のRIAS交響楽団との放送録音と格段の差があります。特に第4楽章の充実ぶりは特筆に値すると思います。出だしの弦から全合奏に入るときの見事で大胆なアンサンブル、全員がこの1音に集中し、力の限りぶつけたという印象を受けます。そして、第2主題でテンポを落とすところもフリッチャイの常套手段。最後はテンポを上げ力強く終ります。


ハイドン変奏曲とアルト・ラプソディは9月15、16日にベルリンで行われたオール・ブラームス・プログラムによる演奏会と並行して行われたスタジオ録音。この演奏会では他に交響曲第1番が演奏されています。

演奏自体は、それほど特筆すべきものはないように思えます。

Brahms2

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今日聴いた曲

2009-08-03 20:04:18 | フリッチャイ

○モーツァルト 交響曲第29番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年5月31日(ライブ)

○モーツァルト 交響曲第39番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1950年5月3日(放送)

○モーツァルト 交響曲第40番 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年3月17日(ライブ)


29番は、同年のスタジオ録音盤と同様、今一つしっくりいきません。晩年の流れるような演奏に慣れすぎたせいもあるのかも知れません。


対して39番は、しっかりした磐石の演奏です。晩年のスタジオ録音も素晴らしいですが、録音バランスが一部?のところもあり、こちらの方が一般向けではないかと思います。


40番は、まずそのテンポに驚かされました。1~3楽章は、晩年の遅すぎるテンポと同じくらい遅いのです。もちろん晩年の演奏のように、もの凄い悲壮感はありませんが。でも早いテンポという印象が強い初期の演奏だけに全く予想外でした。


なお、これまでも晩年とかという言い方をしていますが、私が初期とか晩年と呼んでいる時期の区分は以下のとおりです。

初期(RIAS時代):1949~1954年、RIAS交響楽団初代首席指揮者

中期(ヒュートスン、フリー、ミュンヘン時代):1955~1958年、バイエルン国立オペラ音楽監督

(1958年暮れから1959年秋まで、胃と腸の手術及び静養)

晩年(第2次ベルリン放響時代):1959~1961年,ベルリン放送交響楽団(旧RIAS交響楽団)2代首席指揮者


ベルリン放送交響楽団は、フリッチャイが首席を離れていた5年間、首席指揮者を置いていなかったため、フリッチャイが初代と2代の首席指揮者ということになります。

Mozart293940

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