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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その85

2024-09-02 08:30:35 | フリッチャイ
○コダーイ ガランタ舞曲
セッション録音1種とライヴ録音3種(1種は一部)の4種があります。
(1) RIAS交響楽団 1953年9月14日(セッション録音、DG)(M)

(2) セゲド・フィル 1944年3月(ライヴ録音、victor filip)(M)
(YouTubeの画面)

(3) シュトゥットガルト放送交響楽団 1955年10月10日(ライヴ録音、SWR)(M)

(4) ウィーン・フィル 1961年8月26日(ライヴ録音、EMI)(M)


演奏時間
 (1) 14’55
 (2)  1’36
 (3) 16’42
 (4) 17’23

演奏について
(1)は、よく整った演奏です。その中で微妙なテンポの変化を持たせていて、ハンガリー民謡の雰囲気を醸し出しているように思えます。(4)は、ザルツブルク音楽祭での追加演奏会のライヴで、ゆったりした情感豊かなスケールの大きい演奏です。(1)と比べ、音色の表情付けや音の強弱、テンポの緩急がより細かくなっていて、ためらいや歓喜がひしひしと伝わってくるようです。(3)も情感のこもった演奏ですが、(4)ほどではありません。(2)は、セゲド時代の貴重な映像で、速めのテンポのメリハリのある演奏です。
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