○シューマン 序曲、スケルツォと終曲
○シューマン ピアノ協奏曲
○シューマン 交響曲第4番(1841年版)
○シューマン トロイメライ(アンコール)
広瀬悦子(Pf)、阪 哲朗/群馬交響楽団
毎年、この時期に開催されているNTT群響チャリティスプリングコンサート。今年で14回目とのこと。私は今回で6回目でした。
今年は、シューマン生誕200年の年ということで、オール・シューマン・プログラムでした。
ピアノ協奏曲は、クリアでほのかなロマンを漂わせる演奏であったと感じました。特に終楽章では広瀬さん徐々に乗ってきて最後は力いっぱい、爽快でした。
第4交響曲は、今日演奏されている改訂版ではなく、交響曲第1番に続いて作曲された初版による演奏で、中々、面白かったです。
第1楽章では序奏から主部にいたる部分が、ロマンチックな改訂版に比べ、ただ和音を重ねているという感じで、やはり劣る感じがしました。終楽章もちょっと違うイメージでした。2、3楽章はそれほど変わりはありませんでした。
(群馬音楽センター)