みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

盛夏の新刊 -『なぜ中間層は没落したのか』『パワースピーチ入門』『北海道のワイナリー』etc

2020-08-10 | こんな本を読んでいます
日本政治の度重なる失態で外出の難しい昨今。
外は危険な程の酷暑で、本を読むしかないですね、これは。。

良書が既に指摘している通りコロナ対策で安倍自民党が失敗を重ねるのは理の当然で、
経済界など民間から有効な処方箋が出ず小手先ばかりなのも嘆かわしい限り。。


『なぜ中間層は没落したのか:アメリカ二重経済のジレンマ』(ピーター・テミン,慶應義塾大学出版会)


 → 利己的な富裕層と経営者が低賃金で働き続ける労働者を求め、
   中間層没落と貧困拡大がもたらされた訳だが、低価格を求める消費者にも責任があろう。
   (ジニ係数を悪化させた安倍の悪政とメカニズムが酷似している)


『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅和人,ニューズピックス)


 → 日本が税収の半分を高齢者三経費に食われて
   生産年齢女性の多くが就労抑制している現実を完全無視、
   「昭和16年の夏」の頃よりも日本の知的エリートが劣化して
   単純な数の論理も理解できなくなっているのに愕然!
   (空元気で太平洋戦争に惨敗した旧日本軍の二の舞か……)。


『新・仕事力~「テレワーク」時代に差がつく働き方~』(大前研一,小学館)


 → 机上の空論の「シン・ニホン」より遥かに的確で、
   日本が世界では唯一の「給料の上がらない国」だとの指摘は
   完全に正しいが、処方箋は相変わらず粗い。


『パワースピーチ入門』(橋爪大三郎,KADOKAWA)


 → 劣化二世の安倍によるカンペ見ながらスピーチが
   なぜ空虚で心に響かないかよく分かる。
   歴代最長と言うより歴代最悪で無責任な安倍の本質は歴然。


『インドネシア大虐殺-二つのクーデターと史上最大級の惨劇』(倉沢愛子,中央公論新社)


 → インドネシアの伏せられた裏面史を描く、研究者の大変な労作。
   (日本が長年目を背けてきた)残虐な人権侵害を初めて白日の下に晒した。


『北海道のワイナリー つくり手たちを訪ねて』(阿部さおり,北海道新聞社)


 → これを出したのは北海道新聞の大手柄、
   葡萄品種の紹介など実に本格的で素晴らしい!!


『リロ氏のソロキャンレシピ (ホットサンドメーカーに挟んで焼くだけ!)』(リロ氏,マキノ出版)


 → 最後にこちらを。
   お馴染みホットサンドで有名、遂に書籍化された。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年8月第1週チャート | TOP | 社会貢献にも企業の発展にも... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | こんな本を読んでいます