土曜日と日曜日は
少年野球の監督業がある。
正月とお盆と運動会とか参観日とか除けば
原則として1年中活動している。
仕事がある日は
グラウンドで着替えて
仕事に向かう事もある。
さっきまで帽子をかぶっていた跡のついた頭で
そのまま車でスタジオに入り
タレントさんの写真を撮ったりしている。
面白い経験だと思う。
野球は仕事なのでは無くて
無償の活動である。
自分の子供がお世話になって
前任の監督もバトンタッチの時期を
迎えたのでたまたまのタイミングで
自分がやらせてもらっている。
私が小学生の時に野球を教えてもらった
チームと監督さんの厳しさが
社会に出てからも強く自分の心の支えになっているので
その恩返しを今の子供たちにしている。
奴らは良い迷惑かもしれない。
勝たせてあげられれば良いが
戦う相手だって一生懸命練習している。
なかなか簡単ではない。
今日は来年の主役になる5年生の練習試合
一日のスケジュールが詰まっていて
朝からろくにノックもせず、すぐに試合が始まって
初回に４点失うものの、投手陣の方はその後踏ん張って
得点を与えず。
貧打の我がチームは途中１点返すものの
このまま時間でゲームセットかなと思っていた所
みんなが何とか頑張って、つないで
同点まで追いつく。
あと１点で逆転のツーアウト満塁だったけれど
バッターのちょっとしたミスでサードランナーが牽制アウト。
引き分けで終了。
こうして勉強して少しずつ
野球ができるようになって行く。
簡単では無い何かを練習して、覚えて
出来るようになることを実感していく事の
お手伝い。
