-写真の部屋-

奥野和彦

算数の時間2

2017-07-31 22:47:51 | 写真

タナゴの話はあまりにもマニアックすぎて
人気がないかと思っていましたが
時々、見てくれる人がいるようです。
同じ趣味(しゅみ)を持った人がいて
パソコンに タナゴ産卵 と入れて検索(けんさく)すると
ここのページにたどり着くのかもしれません。

今日で卵をグラスに入れて育て始めた日から
3週間と3日。
そのほかに貝の中から生まれてきたのが15匹。
みんなこのケースに入っています。
お腹が黄色くなってふくれていますが
ブラインシュリンプというエサをあげたばかりなので
みんなパンパンです。
みんなちゃんと泳いでエサを取っていますが…。



じつは、1週間ほど前
あぶないかなぁと思いながらも
また夜中に蚊に刺されたので
ケースにフタをせずに
金鳥の蚊取りスプレーを部屋にシュッとしてしまったところ
翌朝、3分の1ぐらいの魚が底の方で
横たわっていました。

ごめんごめんと慌てながら
大急ぎで水を交換(こうかん)したら大半(たいはん)はまた泳ぎだし
死んでしまったのは15匹ぐらいでしたが
かわいそうなことをしました。
うちで生まれて、どこへいくこともできないのに
そんな目に合わせてしまい、苦しかったでしょうね。


さて、算数の時間です。

これは、まだ旅館(りょかん)の料金が一泊(いっぱく)1000円だった頃のお話。

3人の学生が旅館に泊まりました。
朝になって3人分の料金、3000円を部屋に来た仲居(なかい)さんにわたしました。
仲居さんというのは旅館で部屋に食事を運んだり
ふとんをしいたりお客さんのお世話をする人です。
仲居さんが帳場(ちょうば)にそれを持っていくと、
宿の主人(しゅじん)が学生さんなのだから、サービスしてあげようと言って
500円を返してくるように仲居さんにわたしました。

仲居さんは500円返したのでは3人でうまく分けられないじゃないのと、
自分で200円もらってしまい、3人には100円ずつ返しました。

学生さんは100円返してもらったので
1人 900円支払ったことになります。
3人の支払いは900円×3で2700円です。
中居さんがこっそりもらってしまったのは200円。それを足すと2900円ですが、

あれ?3人が払ったのは全部で3000円です。
あと100円はどこへ行ってしまったのでしょうか。

お父さん、お母さんにしっかり教えてもらいましょう。