-凸凹帖-

写真 奥野和彦

新しい中古カメラ

2023-10-09 23:55:21 | 写真


S君と写真展へ。
あと残り20年ぐらいの寿命で何が出来るかねと話をする。
もっと短いかもしれないし
生きるだけならもう少し長いかも知れないが
頭と身体が使えて写真を撮ったりするならば、の話をしているのであって
そうするとそのぐらいかな、と。

それが即ち
じゃあ残りの寿命を楽しむために
どんなカメラを買ったら良いかという
結局そんな話になるのであって
ちっとも創造的ではないのである。

まぁ創造だろうが想像だろうがいいのである。

「なるほど、世界はこうなっているのだな」
見た人が何の言葉を述べるでも無く
ただ、肯首するような、
その上で見たことも無いような新しい切り口で
突き付けたいのである。

豚と牛

2023-10-07 21:46:57 | 写真


今日は秩父で仕事で
最寄りの駅に着いたら
昼食をとっておいた方がいい時間。
駅構内の地場産のお土産お食事コーナーで
なんか美味しそうなお肉の厚いのがのった丼と
秩父舞茸天ぷらの付いたざる蕎麦と
時間的にそばの方が安全かと思い
それを食べて集合時間にもちょうど間に合った。
蕎麦も天ぷらも美味しかった。

仕事場に着いてざっと
段取りを決めたら
ではお弁当をどうぞと言われる。
用意されていたのは
さっき食べなかった方の
厚い豚肉の丼と、立派な牛のもも肉のすき焼き弁当で、どうやら豚も牛も地元の特産らしい。

豚、といきたかったが
天ぷらがまだ腹に来ているので
少しでもあっさり目な牛を頂く。
美味かった。

仕事後に再び駅で
食べていない豚丼を食べられない事もない
食べればあくまでも個人的に
コンプリートした感があるも知れないが
帰れば夕飯もあるし
秩父鉄道に乗ってガタゴト帰る事にする。
豚はまたの機会に。


月の光

2023-10-03 22:21:51 | 写真


一人暮らしの長男が来ていて
ピアノを弾いている。月の光を練習している。
次男は筋トレ中で
ウッとかハァっとか声が聞こえてくる。
母は二人の間を行ったり来たりしながら
何か話しかけている。

月の光を何の曲だっけ?と聞いて、
何かの光です。何の光でしょう?と逆に問われ
朝の光?と答えている。

次男がパンプアップした腕を
見せに来たら
ああ、献血しやすそうだねと言っている。

私は食後の食器を洗いながら
それを眺めている。