毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

広告宣伝のキャッチコピー…北斗市~函館~札幌

2006年11月09日 21時13分17秒 | Weblog
100年住宅、100年快適住宅、100年健康住宅などなど…激化する住宅販売競争に伴い、各住宅会社が様々なキャッチコピーで広告を出しております。日本の住宅寿命が30年だと言う事が公知の事実の中で100年住宅を唱える根拠を問うたところ木材は、樹齢の分だけ堪えれるのだと言う答えが返ってきました。
製材される木材の樹齢は殆どが100年にも及びますので、面白い理屈だと思われます。
300年の樹齢であっても、シロアリや腐朽菌が出やすい環境にしておくと100年どころか数年で一気に腐食して終う事も在り得ます。腐食させないために様々な技術的な対応を行っても、その内容をキャッチコピーで表すと同じく100年住宅となるのでしょう。
技術的な内容を短いキャッチコピーに載せる事は極めて難しく、各社が同じようなキャッチコピーになりやすいのでしょう。

高気密、高断熱住宅がトレンディーあるが如き、各住宅会社のコピーに氾濫しております。
断熱や気密性能に何を基準に「高」を付けるのかが各社がまちまちで、一般のユーザーさんには全く解らないと思われます。温暖地などでは中途半端な高気密など、効能より弊害の方が大きな場合もあります。地域に関わらず、高気密、高断熱にするほど適度な換気量や日射熱対応など、付随させなければいけない事が多くなります。単に気密、断熱だけで家の性能が成立する訳でありませんが、言葉だけが独り歩きしているようです。

化粧品や電化製品、衣料品などの特徴を本当に感心するようなキャッチコピーで言い表しているものもあります。いづれにしてもこのようなキャッチコピーは、我々のような素人が創れるものでありません。コピーライターと言われる専門職が捻り出すのです。
商品特徴を見極めるために、対象商品を直に触ったり開発コンセプトを勉強したり様々な取材の元に出来上がると言います。このキャッチコピーにまんまと乗せられ、後で大きく後悔したり、コピーに載せられて良かったと本当に思えるものがあります。

写真は今日9日木曜日、ファース本部の札幌事務所を訪問した総合広告会社の㈱ノヴェロの納籐雅和さんと撮りました。ノヴェロさんの納籐さんにはファースの家のキャッチコピーである「空気サラサラ」を創って戴きました。
空気サラサラは、ファースの家特有のシステムとスカットールなどによって、家屋内の空気を浄化洗浄、多湿と過乾燥を抑制して潤いのある空気を家全体に供給するようになっています。この「空気サラサラ」が本物かどうかの評価は実際に住んだ人が行います。

今日、全国的に穏やかな天気だったようですが、北海道だけは大荒れで、何時、先日の佐呂間町のような竜巻に見舞われるかが心配になるような一日でした。
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想を!!