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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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行列の出来る企業の在り方…札幌~函館~北斗市

2006年11月22日 19時33分53秒 | Weblog
病院経営もサバイバルをかける時代となったと言いますが、今日、訪れた病院は、三ヶ月先まで入院予約患者がいっぱいの病院でした。
何と言ってもスタッフひとりひとりの対応が見事です。我々のような外部から訪問した者には怪しい者も含まれている可能性があります。警戒心が先立つために見知らぬ部外者全員にあからさまな敵愾心を見せるところが多いのです。しかし、訪れた病院では若いスタッフも含め、全ての人を善良な人として対応するように教育されていると言う事です。
部外者でも廊下やエレベーターホールですれ違う時に「こんにちは」と笑顔で声をかけてくれるのです。

セキリィティーが心配になりますが、不審者に対して敵愾心を持って対応するほうが一層事態を悪くするとの事でした。確かにその通りかもしれませんね…
この病院では意識の戻らない末期の患者さんに対しても普通の健常者に語りかけるように、愛情を声と態度で現しながら世話をする姿がありました。
お医者さんはもとより、看護師さん、見習いの若いスタッフも同じように明るく接しております。医療は意療とも言いますが患者さんに生きる大切さを感じて戴くため、医師、看護師だけでなく、事務職、庶務職も全体で意識統一を行っているそうです。
当然、経営者である医師の思想を伺う事が出来、行列が出来る病院になる訳です。

飲食店、販売店などでも行列の出来る店舗は総じて来た人々を心地よくしてくれる雰囲気づくりを行っています。その前提は、良い商品を売ると言う事なのでしょうが、メーカーでつくる製品のなどはどこも似たり寄ったりで、然したる違いがないものです。やはり、そこにいる人々の関わり方が大きな要素になるようです。
医者は医術に誠実な説明とスタッフの心、会社は造る商品にどれだけ使用する人の心を汲み取っているか、商店は良い商品の品揃えと販売員の笑顔など…いづれも人の心が一番の販売資源になっているようです。

写真は今日22日午後、ファース本部の北斗市、本社を訪れてくれた松下エコシステムズ㈱の向かって右がお客様支援センター所長、廣石和朗さん、左が同じく企画グループマネージャーの伊賀尚樹さんです。廣石さんと既に二十年近いお付き合いですが、彼は旧松下精工の元祖換気マンと言われた人です。旧来の換気システムは使用する建主さんの利益にならないと、換気扇革命に取り組んだ一人者です。社名が変わって松下エコシステムズとなりましたが、まさに行列の出来る商品を造っておられます。
病院、店舗、企業も多くの評価をえるには、人間重視であると言う事になるのでしょう。

今日、札幌から北斗市に戻り、松下グループの方々がお帰りになった後に、猛吹雪となりました。これからこのような日々が多くなるのでしょうね。明日は休めるかな…
ファースの家
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