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脱、免疫抑制剤に道

最終的に免疫抑制剤の服用が不要になる可能性があること。


昨日行われた北大病院での会見、その詳細が今日の北海道新聞に大きく載っていた。






新たに分かったこと、

・「先進医療」申請をし、一部保険適用を目指すこと。

・今後、国内5施設で40人程度の臨床試験を行うこと。

・現在免疫抑制剤を服用中の患者の臨床試験を始めること。

・脳死下での適用も目指すこと。

・他臓器への応用を目指すこと。





かなり画期的だ。




現在免疫抑制剤を服用中の患者・・・可能性、あるの??

今春にも臨床試験を始めるという。


昨日の検診時にわかっていたら聞けたのに。

同時進行で記者会見が開かれていたんだからしょうがない。





で、思いだされるのが前回に行ったドナーの姉とのクロスマッチテスト。


記事にもコメントのある、山下先生に言われたのが、

「この検査をしておくことは、将来的にかんぞうさんの為にもなるかもしれません。」

という言葉。



「何のこと?」

と思いつつ、詳しく聞きもしなかったけれど、でも「そういうこと」なんだろうか。




別の紙面で患者さんが話しているように、免疫抑制剤を中止することに不安もある。

それでも、もし可能なら、試験でも何でも、できることならやってみたい。

どうせそもそも、感染症やがんのリスクは高いわけだから。


余分に10年、生きさせてくれたんだから。





医療の革新的進歩、その根拠となる関係者の不断の努力、頭が下ります。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (いちこ)
2016-02-19 21:02:30
こんばんは。
私も昨日のテレビでのニュース、今日の新聞を食い入るように見てしまいました。
凄い話です。
医療の進歩がここ数年で急速に発展しているような気がします。
IPS細胞でミニ肝臓を作るというのも先日ありましたね。
かんぞうさんに、もしかしたら朗報が飛び込んで来るのかも。
そう願っています。
画面に私に移植の説明をしてくれたS先生も映ってるか探しましたが、いたようないなかったような…
 
 
 
将来 (かんぞう)
2016-02-21 15:26:54
いちこさん、こんにちは。

ミニ肝臓のTVも見ていました。
今は現実に考えられないことでも、近い将来、当たり前になっているかもしれませんし、そうなっていて欲しいと願います。

ネットニュースで会見写真を見たのですが、藤堂教授の左斜め後ろにS先生が見えてました。
ちょうど会見に行く前のS先生と挨拶を交わして、いつもよりも表情が柔らかだったのが印象的だったんです。

わたしの場合、仮に運よく免疫抑制剤を止められることになったとしても、B型を抑える抗体薬は止められないので、そこがちょっと複雑ではあります。
 
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