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内視鏡的逆行性膵胆管造影検査

午前中、ZARDの坂井泉水さんが亡くなられたと、速報が流れました。
まだ40歳、まさにこれからという時、無念だったと思います。

子宮頸がんにも肺の転移にも「負けないで」頑張っていたことと思います
が、残念です。

そして午後、「なんだか還元水」の大臣の自殺が伝えられた。
当然の事ながら、話題はこのニュース一色だが、自らの説明責任を果たさ
ぬまま自らの命を絶ってしまった無責任な大臣と、必死で病気と闘い、た
くさんの人に勇気を与え無念のまま亡くなった坂井さんと・・・

命の価値に差は無いのでしょうけど、何と言ったら良いか。



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<・・・一年前>

・・・2006年 4月11日


腹痛の原因を検査で探りつつ、なかなか特定できなかった。

4月11日、胆道の症状を把握する為、長~い名前の検査を行った。

「内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)」

何だこれは、と思いつつも、きちんと説明を受けるうち、更にわからなく
なってしまった。
胆管が肝臓に入った所で狭小化し、胆汁の流れが悪くなっているらしい
ということは理解できた。

その為専用の内視鏡を十ニ指腸まで挿入し、更にカテーテルというチュー
ブを挿入し、造影剤を注入、X線像を撮影するというもの。


説明時、所要1時間程度と言われていたが、3時間弱もかかってしまった。

この検査に限らず、検査名と同じでとにかく長くなる。
自分の場合だけなのかもしれないが、だいたいが予定時間の倍以上だ。

検査を重ねるたびにその事に気付いてきて、検査中はできるだけ自分を
捨てるようになった。
客観的に自分を見るようにして、何も考えないでいると結構耐えられた。

胆管の検査などは麻酔を使えないもの(使えたとしても弱いもの)が多く、
3・4時間かかる検査もあり、有効な方法だった。

「痛い」と思えば痛いし「こんなもの」と思えば耐えられる。
そのうち看護士さん達にも「Mさん、痛みに強いよね」と言われだしたの
で、慌てて否定し、「お手柔らかにお願いします」と心の中でつぶやく
ようになった。


それでもこの後、もっともっと痛い事が待ち受けていた。
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