今週の THE MOST IMPRESSIVE WORD(←今、思いついた)
「……………今、“はい”と言いました?」(by新島襄)
“印象に残った言葉”に則するならば、上の言葉は妥当ではないのだが、あまりに私の心の内と合致してしまった。
襄のみならず、おそらく、たくさんの視聴者が“え?”と、八重が襄のプロポーズを承諾したことに、耳を疑ったのではないだろうか?
もちろん、視聴者ほとんどは八重と襄が夫婦になることは承知していたと思うが、まだ尚之助が死を(八重のみならず視聴者も)引きずっていたはず。
制作サイドも上記のような視聴者の感情、印象を考慮して、今話は総動員で八重や視聴者を納得させていた。
藤田五郎(=斎藤一)
「時尾に一度見せたかった。俺たちが会津と出会い、共に戦った場所。
良い所も、嫌な思い出しかない所も」
のちに襄が八重に言った「過去に向き合う」行為の実践を語る
松平容保
会津に尽くした者たちに報いようと、藤田夫妻の仲人を務めたり、戦で亡くなった者たちの供養をしている。(「過去に向き合う」行為)
覚馬、佐久
襄の人柄を褒め、「良い縁だと」認める
そして、襄が説得
「向き合った方がいい、辛くても………
三郎さんや…会津の大切な人たちが亡くなったことを、あなたがしっかりと受け入れなければ、亡くなった人たちは安らかに眠れません。あなたの心の中の戦も終わりません」
「亡くなった人は、もう何処にも行きません。あなたの傍に居て、あなたを支えてくれます。あなたが幸せであるように、強くあるように」
三郎、権八、そして尚之助の回想シーンが流れ
「あなたは新しい時を生きる人だ」
と、尚之助がダメ押しの台詞を。
感情から現実(食欲へ)……過去から未来へ(尚之助から襄へ)の暗示
「お腹、空きませんか?」
「(サンドイッチを口にし)おいしい」
一瞬で、カブトムシ(夏)から秋へ時は流れ……確かに、カブトムシの映像で「夏」、ナレーションで「秋」を告げているのだが、その間の八重と襄の描写がないので、視聴者にとっては「一瞬」に感じてしまう………再度、プロポーズ
「私は、尚之助様を忘れることは、できねえから」
「いいのです、それで。むしろ、忘れないでいてほしい。
私は、川崎さんに喜んでいただけるような夫婦になりたいんです。
私の伴侶となる人は、あなた一人しかいない。
あなたとなら共に歩んでいける。素晴らしいホームが築ける。
どうかお願いします」
「……………今、“はい”と言いました?」
「新島様はほんとに面白い。私、あなたと一緒にホームを作ってみます」
≪えっ?≫⇒本記事、冒頭へ戻ると、なるわけです。
プロポーズの直前、襄の手の手当をしている時に
「荒療治の方が治りが早いのです」
と、八重は言っているが、「荒療治」=「襄との結婚」で、尚之助を早く忘れられる?と思えてしまう。
淡々と進む今回の大河。特に八重の心理描写に関しては、「鉄砲の価値の消滅(八重の人生の否定)」「会津藩が理不尽な扱いを受けたことへの怨念」など、深い描写を避けてきた。
今回は、襄が八重を三郎が戦死した戦場跡に連れていき、そこに残っている魂を感じようとさせる異常とまで感じる行為で、八重に過去と向き合わせ、未来に進む手続きを踏ませた。
インパクトがある描写であったし、会津戦争後、八重が過去の思いを整理する心情をはっきり描写してこなかったのは、今回のこのシーンのためかもしれない。
しかし、会津戦争後、米沢に寄留してから6年間も経っている。普通の人生なら、それもあるかもしれないが、大河ドラマのヒロインがそんな曖昧でいいのだろうか?
それに、「過去と向き合うこと」と「襄と結婚すること」とは、別次元の話ではないのだろうか?そこまで無理やり襄との結婚を進めるのなら、それこそ、戦場跡、あるいは、尚之助の亡くなった長屋で、『ワンピース』のヒロインのように、八重が涙や鼻水をだらだら流しながら泣き叫ぶぐらいのことをしてくれないと、納得できないなあ。
☆やはり、いいなあ!……「会津藩小劇場」
「斎藤、にしは穏やかな面つきになったなあ。都にいたころは、狂犬のような眼をしていたぞ」
「それは、佐川様もご同様では」
「こいつぅ、口数が増えたなぁ、ふははっはっはっはっ…」
≪官兵衛に突っ込みたいなあ≫と思っていたところ、すかさず斎藤が突っ込みを入れたのには、思わずニヤリ。
それにしても、「こいつぅ」って、官兵衛、いい味出し過ぎ!
☆今週のボケ…「大友様」って誰?
斎藤「仲人はおおともさまが務めてくださいました」
≪え?大友様って、誰?≫
佐久「おお!大殿様が…」
私の気持ちを察したのか、それとも、降谷建志の発音が悪かったと思い、フォローしたのか?
【ストーリー】番組サイトより
八重(綾瀬はるか)は、襄(オダギリジョー)からの突然の求婚に戸惑っていた。
そんな八重のもとに、時尾(貫地谷しほり)が藤田五郎(=斎藤一・降谷建志) を連れてやって来る。幼なじみとの再会を喜んだ八重は、さらに2人が結婚したことを聞いて驚く。
しばらくして、東京で裁判を受けていた尚之助(長谷川博己)が肺病で死去したという知らせが届く。襄は悲しみに暮れる八重を人力車に乗せ、八重の弟・三郎(工藤阿須加)が「鳥羽・伏見の戦い」で戦死した場所に連れて行く。激しく動揺する八重に、襄はこの場所に連れてきた理由を話す。襄の優しさに触れた八重は、彼のプロポーズを受け入れる。
「……………今、“はい”と言いました?」(by新島襄)
“印象に残った言葉”に則するならば、上の言葉は妥当ではないのだが、あまりに私の心の内と合致してしまった。
襄のみならず、おそらく、たくさんの視聴者が“え?”と、八重が襄のプロポーズを承諾したことに、耳を疑ったのではないだろうか?
もちろん、視聴者ほとんどは八重と襄が夫婦になることは承知していたと思うが、まだ尚之助が死を(八重のみならず視聴者も)引きずっていたはず。
制作サイドも上記のような視聴者の感情、印象を考慮して、今話は総動員で八重や視聴者を納得させていた。
藤田五郎(=斎藤一)
「時尾に一度見せたかった。俺たちが会津と出会い、共に戦った場所。
良い所も、嫌な思い出しかない所も」
のちに襄が八重に言った「過去に向き合う」行為の実践を語る
松平容保
会津に尽くした者たちに報いようと、藤田夫妻の仲人を務めたり、戦で亡くなった者たちの供養をしている。(「過去に向き合う」行為)
覚馬、佐久
襄の人柄を褒め、「良い縁だと」認める
そして、襄が説得
「向き合った方がいい、辛くても………
三郎さんや…会津の大切な人たちが亡くなったことを、あなたがしっかりと受け入れなければ、亡くなった人たちは安らかに眠れません。あなたの心の中の戦も終わりません」
「亡くなった人は、もう何処にも行きません。あなたの傍に居て、あなたを支えてくれます。あなたが幸せであるように、強くあるように」
三郎、権八、そして尚之助の回想シーンが流れ
「あなたは新しい時を生きる人だ」
と、尚之助がダメ押しの台詞を。
感情から現実(食欲へ)……過去から未来へ(尚之助から襄へ)の暗示
「お腹、空きませんか?」
「(サンドイッチを口にし)おいしい」
一瞬で、カブトムシ(夏)から秋へ時は流れ……確かに、カブトムシの映像で「夏」、ナレーションで「秋」を告げているのだが、その間の八重と襄の描写がないので、視聴者にとっては「一瞬」に感じてしまう………再度、プロポーズ
「私は、尚之助様を忘れることは、できねえから」
「いいのです、それで。むしろ、忘れないでいてほしい。
私は、川崎さんに喜んでいただけるような夫婦になりたいんです。
私の伴侶となる人は、あなた一人しかいない。
あなたとなら共に歩んでいける。素晴らしいホームが築ける。
どうかお願いします」
「……………今、“はい”と言いました?」
「新島様はほんとに面白い。私、あなたと一緒にホームを作ってみます」
≪えっ?≫⇒本記事、冒頭へ戻ると、なるわけです。
プロポーズの直前、襄の手の手当をしている時に
「荒療治の方が治りが早いのです」
と、八重は言っているが、「荒療治」=「襄との結婚」で、尚之助を早く忘れられる?と思えてしまう。
淡々と進む今回の大河。特に八重の心理描写に関しては、「鉄砲の価値の消滅(八重の人生の否定)」「会津藩が理不尽な扱いを受けたことへの怨念」など、深い描写を避けてきた。
今回は、襄が八重を三郎が戦死した戦場跡に連れていき、そこに残っている魂を感じようとさせる異常とまで感じる行為で、八重に過去と向き合わせ、未来に進む手続きを踏ませた。
インパクトがある描写であったし、会津戦争後、八重が過去の思いを整理する心情をはっきり描写してこなかったのは、今回のこのシーンのためかもしれない。
しかし、会津戦争後、米沢に寄留してから6年間も経っている。普通の人生なら、それもあるかもしれないが、大河ドラマのヒロインがそんな曖昧でいいのだろうか?
それに、「過去と向き合うこと」と「襄と結婚すること」とは、別次元の話ではないのだろうか?そこまで無理やり襄との結婚を進めるのなら、それこそ、戦場跡、あるいは、尚之助の亡くなった長屋で、『ワンピース』のヒロインのように、八重が涙や鼻水をだらだら流しながら泣き叫ぶぐらいのことをしてくれないと、納得できないなあ。
☆やはり、いいなあ!……「会津藩小劇場」
「斎藤、にしは穏やかな面つきになったなあ。都にいたころは、狂犬のような眼をしていたぞ」
「それは、佐川様もご同様では」
「こいつぅ、口数が増えたなぁ、ふははっはっはっはっ…」
≪官兵衛に突っ込みたいなあ≫と思っていたところ、すかさず斎藤が突っ込みを入れたのには、思わずニヤリ。
それにしても、「こいつぅ」って、官兵衛、いい味出し過ぎ!
☆今週のボケ…「大友様」って誰?
斎藤「仲人はおおともさまが務めてくださいました」
≪え?大友様って、誰?≫
佐久「おお!大殿様が…」
私の気持ちを察したのか、それとも、降谷建志の発音が悪かったと思い、フォローしたのか?
【ストーリー】番組サイトより
八重(綾瀬はるか)は、襄(オダギリジョー)からの突然の求婚に戸惑っていた。
そんな八重のもとに、時尾(貫地谷しほり)が藤田五郎(=斎藤一・降谷建志) を連れてやって来る。幼なじみとの再会を喜んだ八重は、さらに2人が結婚したことを聞いて驚く。
しばらくして、東京で裁判を受けていた尚之助(長谷川博己)が肺病で死去したという知らせが届く。襄は悲しみに暮れる八重を人力車に乗せ、八重の弟・三郎(工藤阿須加)が「鳥羽・伏見の戦い」で戦死した場所に連れて行く。激しく動揺する八重に、襄はこの場所に連れてきた理由を話す。襄の優しさに触れた八重は、彼のプロポーズを受け入れる。
襄さんが出てきて
また 興味深くちゃんと見ています。
プロポーズのところ
あんなに簡単に はいって返事するとは思わず(笑)
びっくりしちゃいました。
過去と向き合うことが大事だと一番つらい場所に連れ行って土を触らせていたシーン いいなぁって思ったけど
そのあと サンドイッチを手を拭かずに食べたのが 細かいけど思ってしまった。余計だね(笑)
英さんの指摘する会津藩小劇場私も好きだよ。おもしろいよね(笑)
そうそう 昨日 英さんが前に空を映していたことがあったと思うけど(雲がもこもこ綺麗だった写真)
あの雲が広がっていた時間。。
2つ駅の先で竜巻でした。
夏雲がはっきりしてて 英さんの写真を思い出していたんだよ。
はるかむこうの雲はとても色がおかしかったそうです。
怖いよね。・・記事と関係ないコメントになっちゃって。。ごめんね~
>ほとんど八重の桜は見る気が低下していてなにかしながら見る状態だったのですが
特に籠城戦辺りから、脚本に齟齬があちこちと出てきて、いつ見るのをやめようかという状態です。
直近で言うと、先々週は駄目で、先週は持ち直し、今週は微妙です。(1話単位で見ると、良いのですが)
原因は、尚之助の最期を描くと八重が尚之助を見捨てたことに触れねばなりません。しかし、単純にそうしてしまうとヒロインの立場がなくなるので、ヒロインを持ち上げようとします。そこで、無理が生じてしまう。
オダギリジョーが襄を魅力的に演じていますね。
>プロポーズのところ
あんなに簡単に はいって返事するとは思わず(笑)
びっくりしちゃいました。
そうでしょう。「えっ?」となっちゃいますよね。
>あの雲が広がっていた時間。。
>2つ駅の先で竜巻でした。
>夏雲がはっきりしてて 英さんの写真を思い出していたんだよ。
竜巻を含んでいたと思われる雲を、見ていたんですか?
やはり、自然は恐ろしいです。
竜巻を発生させた積乱雲は、さらに発達したスーパーセルと呼ばれる雲だったようです。昨日のものは、通常の積乱雲に比べて底辺が2倍だったそうです(体積だと単純計算で8倍)。
昨日のレーダーアメダスを見ると、発達途上の段階でkoumamaさんの付近を通過していたように見えました。
今日も午前10時で、30~32℃まで上昇しています。気をつけてと言っても、ほんとに局所的、突発的なので、対処が難しいのですが、頑丈な建物、トイレなどの柱が密なところに避難。建物被害が凄まじいので、発生しないよう願うしかないのですが。(福井県でも、先月発生しています)