英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season17 第11話「密着特命係24時」

2019-01-18 18:01:48 | ドラマ・映画
“密着特命係24時”的『相棒』
 “オールバック刑事”に“ワイルド刑事”…なかなか決まっていて、格好良かった!(右京は呼称については気に入っていなかったが、映像的にはまんざらでなさそう)
 事件現場に急行する伊丹と芹沢も、「緊急車両、通過します」と気取った声でアナウンスするし…
 捜査会議では中園参事官がカメラをチラ見するし(駄目でしょう・笑)……
 ハンディカメラで追っかける映像は、動きがあり緊迫感を増すなあ。

 と、面白かった。
 それに、テレビ映像が捜査のヒント(証拠)になり、意味を持っていたのも、良かった(予想通りだったが)。
 でも、立花(袴田吉彦)は《撮ってください》と言うようなスマホの角度だったなあ。


 事件は平凡だった
 今回の殺人事件も犯人、自殺偽装者は予想できたし、3年前の立花の発砲(正当防衛)も裏があったというのはお決まりのパターン。
 それに、刺殺直後に出くわし、威嚇の意図ではなく、恐怖で撃ってしまったという真相も平凡(もっと想像を超える事情かと思った)。
 そもそも、そんなビビり行為と袴田吉彦はマッチしない。“意表”を狙ったキャスティングなのかもしれないが、発砲の真相に説得力がなくなってしまった。
 袴田吉彦さんの無駄遣いだ。


【ちょっとした突込み・疑問】
・3年前に刺殺された女性も今回殺害された弁護士も、乱数表から裏帳簿にたどり着いたが、そんな常識的な手法(乱数表)なのだろうか?
・乱数表を使って裏帳簿を付ける作業って、かなり大変なように思えるが……
・殺された弁護士の服装を状況に合うように着替えさせる必要が本当にあるのか?
・死体の顔がペンキで赤く塗られていたのも、単なる偶然だった


第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」


【ストーリー】番組サイトより
警察密着番組に右京と亘が出演!?
取材映像に事件の謎を解く鍵が!


 内村刑事部長(片桐竜次)のツテで、捜査一課に警察密着番組の取材が入ることに。ディレクターの野田(やべきょうすけ)が取材する中、弁護士の男が転落死し、その顔が赤く塗られているという不可解な事件が発生。伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)はカメラを意識しながら捜査に臨むが、現場に右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が颯爽と現れ、野田が2人をメインに撮影してしまったため、取材映像は内村によってお蔵入りさせられてしまう。
 そんな中、右京はお蔵入りになった映像に、辞職した警察官・立花(袴田吉彦)が映り込んでいるのを発見。立花には、3年前、女性刺殺事件の犯人を正当防衛で射殺した過去があった。事件後、立花は犯人遺族から告訴されたのだが、そのとき原告側の弁護についていたのが、今回転落死した男だった。
 偶然では片付けられない符合に気づいた右京と亘は、捜査を続行。弁護士の事務所から、意味ありげな暗号を発見する。また、立花と同期だった芹沢も独自に事件を追い始めるが…!?

弁護士の転落死に芹沢と同期の元警察官が関与!?
被害者が残した謎の暗号が意味するものとは?
3年前と現在、2つの事件が意外な繋がりを見せる!


ゲスト:袴田吉彦 やべきょうすけ

脚本:根本ノンジ
監督:杉山泰一
コメント (6)
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