さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

バラ

2023-07-25 10:21:18 | ダイアリー


国内ニュースで気を引いたのは、札幌の頭部切断殺人事件の容疑者が捕まったことです。
容疑者は田村親娘の二人で、娘さんは小学校からの不登校生で、お父さんは精神科医という。
ご近所さんによると娘さんはついぞ見かけたことない29歳で、お父さんは仕事から帰ると家から直ぐ出てきて車の中で生活していたという。
世の中には変った家庭があるものだとニュースに見入りました。

海外のニュースで「おやっ?」と思ったのは、中国の外務大臣が6月25日から雲隠れしていることと、イスラエルの国会が三権分立を崩す(最高裁の決定を国会が採決で覆すことが出来る)法制を可決したことです。

中国の外務大臣秦剛氏の雲隠れの原因は、香港女性キャスターとの不倫説、コロナ羅病説、亡命説など飛び交っていますが、不倫は中国の高官では日常的なので無いとのこと、彼は習近平一派ですので亡命は無いとすると、病気が原因で表に出られないのでしょう。病気なら病気と発表してもよいのに?不思議な国です。

イスラエルの最高裁の権限の縮小化は、専制国家への仲間入りでの表明でしょう。米国の対応が注目です。

下記のローターニュースのコラムは、米国軍の撤退後のアフガンの姿の一面をとらえるものです。

<タリバン暫定政権は、イスラム法とアフガニスタン文化の解釈に沿って女性の権利を尊重していると説明している一方、女子に対して高校・大学の門戸を閉ざし、多くの女性支援スタッフが働けなくなっている。また暫定政権によると、銀行制裁、開発支援の削減、迫り来る人道支援減少の中、支援への依存から脱却し、民間セクターの発展を通じて経済を活性化させているという。>は本心から語治世なのだろうか?

アフガンは、米国中心の欧米連合が撤退後、中ロがタリバン政権に経済支援を約束しています。「イスラムはダメ」とウイグル地区全体を強制的に封鎖している中国が、本気でタリバン政権を支援するのだろうか?
中国流の外交の切り札「内政不干渉」が、アフガンのように、後進国を中心に広がると、世界はどうなるのだろうか?と心配になる記事でした。

朝雨戸をあけると、空は真っ青、セミとカラスと小鳥が合唱し、家々の白壁が光って見えました。本格的な夏のシーズンです。体調に気を付けましょう!

ロイターニュースより;
QTE: 「アングル:タリバン政権の女性排除、美容院閉鎖命令で6万人失職も」
[カブール 21日 ロイター] - アフガニスタンで暮らすマルジア・レヤジーさん(34)は8年前に1万8000ドル余りを投じて女性専用の美容院を立ち上げ、この事業の収入で家族を養ってきた。
しかし、実権を握るイスラム主義組織タリバンが打ち出した美容院閉鎖命令が25日に施行されれば、店は営業できなくなる。他に生計を支える手段は見当たらず、2児を抱えて窮地に立たされることになりそうだ。
「ここで働くことはできないし、家計を賄うこともできない。働き口が必要です」と話すレヤジーさんは、アフガニスタンの美容サービス部門で働く多くの女性と同様に一家の生計を背負っている。
タリバンは2年前の米軍撤退に伴う政情混乱の中で実権を掌握し、その後は女性を抑圧する政策を次々と打ち出している。美容院閉鎖は最高指導者の命令に基づいて4日に発表された。
業界の試算によると、6万人以上の女性が職を失い、1万2000軒の美容ビジネスが閉鎖に追い込まれる可能性があり、すでに危機的な状況にある経済は一段と圧迫されそうだ。
アフガニスタン担当国連事務総長特別代表のローザ・オトゥンバエワ氏はロイターの取材に「打撃が女性起業家に偏っており、回復力、貧困削減、経済復興の足を引っ張る」と危惧を示した。
タリバン暫定政権の広報担当者は、コメント要請に応じなかった。
国際労働機関(ILO)によると、美容院閉鎖命令は女性の雇用にも「著しい」減少をもたらす。タリバン統治下のアフガニスタンは女性の正規労働力への参加率がわずか23%程度だという。
美容院は通常のサービスを提供するだけでなく、多くのアフガニスタン女性にとって、自宅外で男性の付き添いなしに人と会うことができる、安全な女性だけの場所となっている。
タリバン暫定政権は、イスラム法とアフガニスタン文化の解釈に沿って女性の権利を尊重していると説明している。これまでに類似した命令により、女子に対して高校・大学の門戸を閉ざし、多くの女性支援スタッフが働けなくなっている。外国当局者は、こうした動きが暫定政権の正式承認に障害となっていると指摘している。
暫定政権によると、銀行制裁、開発支援の削減、迫り来る人道支援減少の中、支援への依存から脱却し、民間セクターの発展を通じて経済を活性化させることに重点を置いているという。 :UNQTE

以上
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