さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

気になったニュース 220209

2022-02-09 17:30:02 | be short


・米NY州、公共の場でのマスク着用義務を撤廃へ=報道
米ニューヨーク州のキャシーホークル知事は、9日に大半の屋内の公共の場におけるマスク着用義務を撤廃する方針だと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。同紙は計画について説明を受けた3人の発言として、知事はマスク着用義務を延長するより、予定通りの期限で終了する方針と伝えた。ただ、2週間後が期限となる公立校のマスク着用規則については、終了するか延長するか不明としている。ホークル知事は昨年12月31日、感染力の強い新型コロナウイルスのオミクロン株による感染増加で医療逼迫の恐れが出たことから暫定的にマスク着用義務の措置を発動した。今回の動きは感染増加が収まりつつある中、同じ民主党員が知事を務めるニュージャージー、カリフォルニア、コネティカット、デラウェア、オレゴンの各州が7日、数週間以内に学校など公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると相次ぎ発表したのに歩調を合わせる形となっている。(ロイター電より)

欧米では豊かな表情やジェスチャーをコミュニケーションツールとしますので、マスクをしていては表現が足りないという懸念が背景にあるやもしれません。

・米ファイザー、ワクチンと飲み薬の売上高6.2兆円 22年。
米製薬大手ファイザーは8日、開発した新型コロナウイルスのワクチンと治療薬の売上高が、2022年12月期通期に計540億ドル(約6兆2000億円)になるとの見通しを発表した。全体の売上高もワクチンと治療薬が押し上げ、前期比で21~25%増になると予想した。ファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンは20年12月に米食品医薬品局(FDA)などが緊急使用許可を出しており、21年の売上高は367億ドル、生産量は30億回分を超えた。22年の売上高は320億ドルを見込み、従来予想(290億ドル)から引き上げた。3月末までの実用化を目指す、新型コロナの変異型「オミクロン型」に特化したワクチンの需要などを加味した。一方、新型コロナの飲み薬「パクスロビド」は21年12月にFDAが緊急使用許可を出しており、既に40の国・地域で承認されている。22年の売上高は220億ドル、生産量は1億2000万回分を見込む。アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は同日の投資家向け説明会で「各国政府と協議を進めており、ゲームチェンジャーとなる治療薬の契約数は増えていくだろう」と述べた。22年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比21~25%増の980億~1020億ドルを見込み、初となる1000億ドルの大台を超える可能性がある。同日発表した21年10~12月期決算は、売上高が前年同期比2倍の238億ドル、純利益が4倍の33億ドルだった。新型コロナワクチンの売上高が125億ドルとなり押し上げたほか、パクスロビドの売上高は7600万ドルだった。(日本経済新聞より)

・米J&J、ワクチン生産を一時停止 米紙報道。
米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が、一部工場で新型コロナウイルスワクチンの生産を停止していることが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが8日報じた。ワクチン生産を一時停止しているのは同社のオランダ工場で、主要な生産拠点の一つ。ただ、数カ月後には生産再開する見通しだ。その間、より収益性の高いワクチンを生産している可能性があるという。J&J製は1回接種型のワクチン。米国では1800万回以上が接種されているが、ファイザー製のおよそ18分の1にとどまる。(日本経済新聞社より)

新型コロナウイルスワクチンは皆大量生産でしかも儲かるものと推測していましたが、ワクチン会社うちでも勝ち組と負け組があるのですね。後後発の日本メーカーはこれからワクチンを作るのだろうか?

・NY市内の野生のシカ、オミクロン型への感染確認。
米国の大学が非営利団体(NPO)などと共同で進めた調査で、ニューヨーク市内に生息する野生のオジロジカに新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への感染が広がっていることが分かった。野生動物の間で広がったウイルスが変異し人間に再感染するリスクも指摘されている。この調査はペンシルベニア州立大学の研究チームと、野生動物保護NPOのホワイト・バッファロー、ニューヨーク市当局などが共同で行った。2021年12月中旬~22年1月末にかけてニューヨーク市内スタテン島で野生のシカ131匹を捕獲し、新型コロナへの感染状況を調べた。調査の内容が7日、査読前論文としてオンラインで公開された。捕獲したシカの血液検査では、全体の15%が抗体を持っていた。68匹にPCR検査をしたところ、そのうち7匹が陽性で、その中にオミクロン型が含まれていた。オジロジカは米国内で広域に生息し、郊外では路上や裏庭などでも見かけることが多い。米東部から中西部を中心に、これまでにも10州以上で同種のシカに新型コロナ感染が確認されているが、オミクロン型への感染判明は今回が最初とみられる。調査はニューヨーク市でのオミクロン型流行とほぼ重なり、ヒトへの流行と時期をおかず、シカにも変異型が広まり始めていたことを示す。感染経路は不明だが、専門家は感染した人間による餌やり、ゴミや下水を通したウイルスへの接触の可能性を指摘している。野生動物の間で感染が広がったウイルスが変異し、人間に再感染する危険性は以前から懸念されてきた。人間への接触リスクがある野生動物への流行は今後、各地の自治体が対応を迫られる問題になりそうだ。

オジロジカへの<感染経路は不明だが、専門家は感染した人間による餌やり、ゴミや下水を通したウイルスへの接触の可能性を指摘している。野生動物の間で感染が広がったウイルスが変異し、人間に再感染する危険性は以前から懸念されてきた。人間への接触リスクがある野生動物への流行は今後、各地の自治体が対応を迫られる問題になりそうだ>とのこと。日本の場合はイノシシが危ないかなぁ? 馬牛豚犬猫などは大丈夫?

・孤独で仲間求めるとき脳は? 理研 マウス実験で“突き止めた。
孤独を感じて仲間を求める行動をする際に、脳の中で起きる神経の反応をマウスの実験で突き止めたと理化学研究所などのグループが発表しました。反応が起きないようにすると仲間に接触しようとする行動が減ったということで、孤独を感じる脳の仕組みの解明につながるとしています。マウスはヒトと同じように仲間を求める行動をとる性質があり、孤独によって病気が悪化することが知られています。理化学研究所などのグループは、この仕組みを解明しようとメスのマウスを仲間がいるケージから隔離して脳の反応を詳しく調べました。その結果、脳の中で子育てをするときに働く「内側視索前野中央部」(ないそくしさくぜんやちゅおうぶ)という部位の中で「アミリン」という分子を出す神経細胞が隔離から2日で半減、6日たつとほぼなくなり、再び仲間の元に戻すと、2週間ほどで元に戻ったということです。柵越しに仲間が見えるようにしてもこの細胞は減少し、においや視覚だけでなく、仲間と触れることが細胞の維持に必要だとしています。また、人工的にアミリンができないようにすると仲間を求めて柵をかむ行動が4分の1ほどに減ったということで、孤独を感じて仲間を求めるようになる脳の仕組みの一端を突き止めたとしています。理化学研究所の黒田公美チームリーダーは「研究が進めば、人間が社会的な関わりを求めるようになる仕組みや孤独がもたらす影響について詳しく分かる可能性がある」と話しています。(NHK NEWS WEBより)

コロナで、肌感覚で、一人時間が多くなるこの時期に、理化学研究所による適宜なニュースです。<柵越しに仲間が見えるようにしてもこのアミリン細胞は減少し、においや視覚だけでなく、仲間と触れることがアミリン細胞の維持に必要だとしています。また、人工的にアミリンができないようにすると仲間を求めて柵をかむ行動が4分の1ほどに減ったという>ことです。脳内のアミリン細胞の量で孤独度を測定できるようになるのだろうか? 日本人にはアミリンの量が多いのでテレワークに適さないなどと云えるようになるのでしょうか? アミリンという物質で精神病が治療できるようになるのでしょうか? 更に研究が進むといいですね。

・ECBは「歴史的な転換点」、利上げへの扉開いた-ドイツ銀CEO。
欧州中央銀行(ECB)は3日の政策委員会会合で利上げへの「扉を開いた」と、ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)がバーチャル形式で開かれる同行の新年のイベントで語った。発言内容は準備原稿に基づく。この中でゼービングCEOは、「ユーロ圏は10年以上にわたって実質的に金利がゼロの状態が続いてきただけに、歴史的な転換点だと言える」と指摘。物価上昇は「構造的なインフレ」であることがますます明らかになりつつあるとの見解を示し、労働市場の多くの分野で「急激な」賃金上昇が起きていると述べた。ドイツ銀自体については、「向こう何年も成長路線を続けていけると自信を持っている」と表明した。(Bloombergより)

米国は今年の3月から金利↑で、EUは秋口から金利を上げるとの予測記事です。過去の例からすると日本は、欧州の金利↑から半年後ぐらいで金利を上げていますので、黒田日銀総裁の交代期前後には金利は上がるでしょう・・・

・EU、半導体支援法案を公表 補助金規則緩和へ
欧州連合(EU)は8日、域内の半導体産業を強化し、米国やアジアからの供給への依存を減らすため、革新的な半導体工場に対する補助金の規則を緩和する法案を明らかにした。フォンデアライエン欧州委員長は、法案について「2030年までに追加で150億ユーロ(170億ドル)の官民投資が可能になる」と説明。これらの資金は、現在進行中のEUプロジェクトや国家予算で既に計画されている300億ユーロの公的投資に上乗せされ、さらに長期的な民間投資によって補われると述べた。米国も中国に対する競争力向上を狙って半導体業界に520億ドルを支援する法案を可決している。フォンデアライエン委員長は、加盟国が企業に不公正な補助金を出すのを防ぐためのEU規則について、革新的な半導体工場に関しては緩和すると表明。「厳格な条件の下、国家補助金の規則を修正する。これにより、欧州の革新的な生産施設に対する公的支援が初めて可能になり、欧州全体に恩恵をもたらす」と述べた。EUは、30年までに世界の半導体市場におけるシェアを現在の2倍の20%に引き上げることを目指している。欧州委のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は、補助金は相応な額で、欧州全体に影響をもたらさねばならず、必要な範囲を超えるべきでないと強調。加盟国は投資を誘致するため不公正な手段を使うべきではないともくぎを刺した。EU各国は米インテルの工場誘致を目指しているが、同社は欧州工場の建設場所をまだ発表しておらず、補助金競争への懸念が浮上している。インテルはEUの半導体産業支援を歓迎し、米欧当局の協調を呼び掛けた。声明で「当社は現在、欧州での大幅拡張を検討しており、今回の法案はこうした計画を促進するだろう」と述べた。(ロイター電より)

EUは、加盟国が企業に不公正な補助金を出すのを防ぐための規則を作ってきて、また 域外の国についても企業への補助金を激しく非難してきましたが、半導体産業に対しては例外とするとしたニュースです。例外が例外を呼び、域内経済圏がそれぞれ独立に向かいそうな雰囲気をにおわす記事です。中露イラン圏、米英加豪圏、EU圏が出来ると、日本は、日韓はどうしても肌が合わないので、単独で中国との交易も重視する独立圏を形成できるでしょうか? そんなこんなが思い浮かぶ記事でした。

・熊本産ハマグリ1.9トン返品、アサリ偽装の余波…300万円の収入消える。
中国や韓国産のアサリが「熊本県産」として大量に流通していた問題を受け、熊本県産アサリの出荷停止が始まった8日、蒲島知事が国に産地偽装対策の緊急要望を行うなど、関係者が根絶に向けた一歩を踏み出した。一方、旬を迎えた県産のハマグリが大量に返品されるなど、思わぬ余波も広がっている。出荷停止は「熊本生まれ熊本育ち」の県産アサリの出荷を約2か月間止めて、流通過程で生じる偽装の実態を明らかにしようと、県が県漁連に協力を要請。県漁連は8日の入札を見送り、既に出荷されていた分も11日以降は市場からなくなる見込みという。近年、アサリの漁獲が激減し、この時期、県漁連の貝類入札会に出品しているのは川口漁協(熊本市南区)だけ。貝類を扱う組合員は約130人おり、漁協ではアサリの出荷停止の間、ハマグリ漁は継続し、漁業者の収入を確保する予定だった。潮目が変わったのは今月5日。県外の取引業者から「売り先がないので、どうにかならないか」と連絡が入った。漁協では3日に出荷したばかりの1.9トンを引き取って漁場に戻し、約300万円の収入が消えた。1度延期し、10日に実施予定だったハマグリの入札会も、結局、県内外の商社7社が参加を辞退し中止になった。商社は前回入札で仕入れた在庫を抱えている状態という。漁協は、12~17日の操業中止を決め、組合員に通知。入札が行われていれば3トン余りの出品で、400万円以上の売り上げが見込まれたという。ハマグリは、桃の節句を控えた2月に最も高値で取引される。アサリの漁獲が増えない中、漁業者にとっては貴重な収入源がなくなった格好だ。22日の次回入札が行われるかも不透明という。漁協によると、全国有数の漁場である緑川河口域でとれるのは、日本固有の「本ハマグリ」で希少性が高い。川口漁協の組合長も務める県漁連の藤森隆美会長は、見分けにくいアサリとは異なり、外国産との違いははっきりしていると説明。「何もしていない漁業者が、なぜ生活ができない状況に追い込まれないといけないのか。アサリの出荷停止期間を延長してでも、産地偽装の撲滅に向けた仕組みを県と一緒に作り上げたい」と語気を強めた。(読売新聞オンラインより)

確か先月の民報のTV特集番組で、熊本産のアサリは、中韓から輸入されたものをコンテナーから浜に直接ばら撒き、わずかな期間をおいてそれを拾い集めて、小型トラックに積んで集荷する実態を放送していました。数年前に一業者が摘発されただけで実態は何十年と変わらず仕舞いと放送されていました。<日本固有の「本ハマグリ」で希少性が高い。川口漁協の組合長も務める県漁連の藤森隆美会長は、見分けにくいアサリとは異なり、外国産との違いははっきりしていると説明>とは全くの嘘のようにTVでは説明していました。 見分けがつかないから何十年も嘘がまかり通っていた! また今まで熊本県と水産庁は実態を見てみないふりをしていたとしか思えません。 こんなあさりを誰が食べるのでしょう?とTV番組を見て思ったものでした。嘘がまかり通らない日本に誰がするのでしょうか・・・


知人から、接種券が届いて予約をとったら、モデルナでも、接種は3月7日、自衛隊の接種センターには電話がつながらない という電話をうけました。2月には一日100万回の接種が可能になるという首相の話は夢みたいだと思いました。今日の東京の新規感染者数は18287人で先週の水曜より3千人以上減で、まだ何とも言えませんが、これでピーク過ぎだとすると、ワクチン接種数のピークとは一か月ほどのズレです。これでコロナ病人は増え、コロナ以外の病人は症状が悪化し、医療費は増え、家計のみならず、余計なお金=税金=将来世代の借金がかかることになります。 あーやんなっちゃったあー驚いた♪感でーす。
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