さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

分裂 分解は続いている・・・

2017-08-24 14:10:23 | ダイアリー


娘の赤子を見ているとその成長に驚かされる。 2兆個ほどの細胞で生まれてきて 成人までにこの細胞が 30倍に増えるというから 今まさに 細胞分裂が急ピッチで始まった状態なのでしょう。

細部分裂で 思い当たるのは安倍政権が見せる分裂の諸現象。赤ちゃんの成長過程のものとは違って 崩壊のプロセスの分裂です。 トランプ政権にもみられます。

安倍政権の分裂が起き始めたのは 森友学園への昭恵夫人の関与疑惑からでしょう。昭恵夫人の「森友学園への関与はない」昭恵夫人の思いを忖度した 夫人付きの政府職員(経産業省)の暴走(森友学園への国有地売却情報の連絡)と安倍政権は匂わせていますが、7月の財務省理財局長の国税庁への、8月の昭恵夫人付き職員のイタリア大使館への 不自然なタイミングと厚い処遇の 彼らの転籍からすると 安倍側辺の慢心と 乖離性遁走を感じます。

安倍さんといえば 小泉政権の後を受けて 当然 構造改革や規制緩和を目指すものと 思ってましたが、“国づくりは人づくり” からとの看板で 小泉さんに自民党を追い出された友達を呼び寄せたり 心安い友人を閣僚に入れたりして驚かせたものでした。以後 アベレジームは友達/仲良しグループでしたが 先般の第三次安倍第三改造内閣で初めて 実力本位と称して 友達レジームを解消しました。 総務相の野田氏は 大臣に就任してから 次期総裁選に出馬するなどと言って… これって安倍イズムの融解です。

麻生副総理も 第三次安倍第三改造内閣には 閣僚の人事の相談がなかった(菅長官人事であった)こと 党三役に麻生派からの起用がなかったこと 岸田派厚遇/岸田禅譲に不満で 安倍さんと距離を置き始めたという。自民派閥間の軋轢は これ政権の液状化でしょう。

プーチン大統領との親密を謳う外交関係も、ロシアの北朝鮮への支援や ロシアによる北方領土経済特区化や 島民の一時帰島手続きの煩雑化などと 安倍さんの思惑とはまるで異なるもの。安倍さんの外交重点政策の 親露は 崩壊中。

安倍政権の初心の 内外の人間との共感性は分解し始めた ということでしょう。

昔 会社勤めをしていた頃 人事の件で総務部との話し合いがありました。なかなか決着が付かず 3回目ぐらいの話し合いの時だったと思います、腹心と思っていた男が 向かい側に席を移していました。 これはアカン と考えを変えたことがありました。 一つの撤収策ですね。


安倍さんも トランプさんも 現在は 崩壊への臨界状態にあるのでは。 早くアカンと感じて ソフトランディングへの方針転換のときでしょう…

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