カンボジア観光統計報告書2021年12月によりますと、2021年のカンボジアへの訪問客数は、2019年661万592人、2020年130万6143人から大幅に減少し、19万6495人(対前年比85.0%減)となりました。2016年に訪問客数は初めて500万人を突破し、その後も増加傾向にありましたが、2020年、更に2021年は新型コロナの直撃を受けて大きく減少しました。空路での到着が9万9829人、陸路(水路含む)が9万6666人でした。
国別にみると、1位タイ8万1844人、2位中国4万5775人、3位ベトナム2万2120人、4位インドネシア8410人、5位米国6535人、6位韓国6074人、7位台湾3845人、8位フランス3649人、9位マレーシア2489人、10位日本2011人となっています。
なお、カンボジア人の海外旅行も、2019年203万8284人、2020年32万6199人から大幅に減少し2021年3万517人となりました。
観光業は、カンボジア経済にとって重要なエンジンの一つですが、新型コロナの影響を最も強く受けている産業の一つであり、ツアー関連会社や観光客向け飲食業・ホテル業等は、不況に沈んでいます。観光業は、世界全体でワクチンの接種が進み海外移動の自由が戻った後に始めて復活するものと見られ、カンボジア観光省では2019年のレベルまで戻すのは2025年以降になると見ています。カンボジア政府では、観光業回復のために様々な政策を打ち出しており、2月1日には観光業(旅行業者、ホテル、レストラン等)についての免税を更に6カ月延長して2022年6月末までとすると発表しています。
(写真は、人影少ないシアヌークビルのオーチュティルビーチ。2022年1月撮影)
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国別にみると、1位タイ8万1844人、2位中国4万5775人、3位ベトナム2万2120人、4位インドネシア8410人、5位米国6535人、6位韓国6074人、7位台湾3845人、8位フランス3649人、9位マレーシア2489人、10位日本2011人となっています。
なお、カンボジア人の海外旅行も、2019年203万8284人、2020年32万6199人から大幅に減少し2021年3万517人となりました。
観光業は、カンボジア経済にとって重要なエンジンの一つですが、新型コロナの影響を最も強く受けている産業の一つであり、ツアー関連会社や観光客向け飲食業・ホテル業等は、不況に沈んでいます。観光業は、世界全体でワクチンの接種が進み海外移動の自由が戻った後に始めて復活するものと見られ、カンボジア観光省では2019年のレベルまで戻すのは2025年以降になると見ています。カンボジア政府では、観光業回復のために様々な政策を打ち出しており、2月1日には観光業(旅行業者、ホテル、レストラン等)についての免税を更に6カ月延長して2022年6月末までとすると発表しています。
(写真は、人影少ないシアヌークビルのオーチュティルビーチ。2022年1月撮影)
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