カンボジア経済

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日本への一時帰国 その2 移動と自宅待機

2022年02月13日 | 生活環境
 日本に一時帰国する際の移動と自宅待機の実際です。
 今回の帰国は、大韓航空でインチョン経由成田空港に向かいました。久しぶりのプノンペン空港は、がらんとしていました。大韓航空のチェックインでは、陰性証明書をチェックされるだけで、後はいつも通りでした。その後、出国手続き、セキュリティーチェックも特段変わったところはないようでした。プノンペン空港の免税店街は、今後の観光客の回復に備えてお客の少ない時期に大々的な工事を進めています(写真上)。ビジネスラウンジは、いつも通りの2階です。フード類はお休みですが、バーカウンターで、ちょっとした食事は頼むことができます。私は、サラダと好物のフィッシュボールヌードルをお願いしました。
 大韓航空に乗ってびっくりしたのは、客室乗務員が青い防護服を着ていたことでした。それ以外は、特に変わるところはないようです。
 インチョン空港では、初めて新しい第2ターミナルを利用しました。到着時のチェックやセキュリティーチェックは特段変わったところはないようでした。陰性証明書のチェック等もありませんでした。乗り継ぎ時間が4時間以上あったので、ラウンジで時間をつぶしました。空港の免税店は、全店が開店していました。お客さんの数は少ないかと思いますが、地道な努力を続けていると感じました(写真下)。
 成田空港に到着すると、機内でちょっと待たされます。その後、案内の方について行き、あとはベルトコンベア型で、各種の手続やチェック、説明が実施されます。陰性検査は、唾液を取るタイプですが、結構な人が量が足りていないと指摘されてやり直しをさせられていました。アプリの使い方についても色々と説明を受けます。概ねスムースに進んだので、全ての手続き完了にかかった時間は1時間ほどでした。
 入国管理も税関も、これだけガラガラなのは初めて見ました。入国後は、電車等の公共交通機関が使えないため、私はハイヤーで成田空港から都内の自宅に向かいました。エムケイ社を事前に予約しましたが、料金は2万5000円でした(一番安い方と思います)。待っていたのは高級なベンツでちょっと驚きました。都内まで1時間ほどで、ちょっとリッチな気分でした。
 到着して翌日起算で7日間の自宅待機に入りました。MySOSで毎日、健康状態報告(1回)、現在地報告(3~4回)、ビデオ通話応答(2~3回)の連絡が来て、非常に煩雑でした。なお、空港で渡された抗原検査キットで入国後3日目に自分で検査を行います。陰性の場合は特段報告する必要はないとのことです。
 それにしても、日本の入国時の検査・手続きは、予算や人員、入国者の手間等を度外視したもので、政府系の仕事を長くしてきた者としては、その効果やコストパフォーマンス等に大きな疑問を抱かせるものでした。海外から「非科学的」と批判されるのもやむを得ない惨状です。早急な効率化や改善を要するものと見られます。

(注)2月5日以降入国の方は、入国後3日間の強制隔離が必要となりました。ご留意ください。

昨日掲載のブログ「カンボジア経済」2022年2月12日「日本への一時帰国 その1 カンボジアでの準備編」もご参照ください。

新しいインチョン空港第2ターミナル。免税店が全部営業中なのには、覚悟を感じます。


エムケイ社のベンツ。やむを得ない出費とはいえ、リッチな気分です。



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