カンボジア経済

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カンボジアで落語 クメール語翻訳付きで

2019年06月09日 | 社会・風土
 6月5日、プノンペンのカンボジア日本人材開発センター(CJCC)にて、カンボジア日本人商工会(JBAC)主催の桂小春團治師匠による落語公演がありました。会場には、堀之内大使も来られ、また、若いカンボジアの方々もたくさん来られ、満員の盛況でした。
 桂小春團治師匠は、海外で字幕を使った落語を披露するなど、ユニークな取り組みで知られており、これまでに、世界最大の芸術祭エジンバラ・フェスティバルに日本の落語家として初めて参加し、国際演劇祭の招待公演や、各国大使館の主催公演などでイギリス、フランス、ドイツ、ロシア、フィンランド、ノルウェー、ベルギー、ブルガリア、韓国、トルコ、カナダなどで海外公演を果たしています。またハーバード大学、コロンビア大学などアメリカ名門大学での公演の実績もあり、2007年には落語家初のブロードウェイ公演も行っています。
 今回の講演では、高座の後ろにクメール語の翻訳を映写し、カンボジアの方々にも分かりやすく実施していただきました(写真上)。題目は、 「お玉牛」「皿屋敷」でした。お玉牛は、艶っぽい話ですが、師匠の体全体での表現が笑いを誘っていました。皿屋敷は、怪談をモチーフにしたものですが、お決まりの落ちでは、会場は大爆笑でした。
 クールジャパンでは、アニメやコスプレ等の日本文化が紹介され、海外の若者にも浸透してきています。日本の伝統文化も様々な機会に海外に紹介されていますが、落語のように分かりやすい日本文化が、こうしてカンボジアでも紹介され、多くのカンボジアの方々に体験していただけたのは、大変意義のあることだと思います。遠路、カンボジアまでお越しいただいた桂小春團治師匠や関係者の方々、カンボジア日本人商工会等の関係者の皆様に感謝したいと思います。
(写真は、カンボジア日本人商工会提供)

カンボジア日本人商工会のフェイスブック
https://web.facebook.com/groups/1721898774726907/


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