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カンボジア経済

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カンボジアとタイの国境紛争で外務省が注意喚起 第二報

2025年06月30日 | 経済
 6月24日、外務省は海外安全ホームページで「カンボジア-タイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について(第二報)」を発出しました。6月9日に発出した第一報に続くものです。以下、全文転載します。ご留意ください。
(写真は、ポイペト国境。2024年1月撮影)

カンボジアータイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について(第二報)

ポイント
●本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域で発生した軍事衝突によるカンボジア-タイ国境地帯での緊張は、その後も沈静化せず、追加的な措置がとられています。
●6月23日にタイ軍は、カンボジアとの国境検問所を全て閉鎖し、一部の例外を除いて人や車両の往来を禁止する旨発表しました。
●カンボジアータイ国境付近では今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、当局の発表や報道などから最新の情報の入手に努め、不用意に国境付近に近づかないようにするなど、十分な安全対策を講じてください。

本文
1 本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域で発生した軍事衝突によるカンボジア-タイ国境地域での緊張は、6月14日及び15日の両国共同国境委員会による協議を経ても沈静化していません。
 カンボジア側は、タイ側による一方的国境規制を理由として6月17日にタイからの野菜・果物の輸入を禁止したほか、タイ国内の動きに対する牽制として6月22日にタイからの石油及びガスの輸入取りやめを発表しました。両国による国境規制も強化され、プレアビヒア州やウドーミエンチェイ州において複数の国境検問所が完全に閉鎖 されました。
 6月22日には、両国間の緊張の高まりを踏まえ、両国外務省から自国民に対して相手国への不要不急の渡航を控えるよう促す注意喚起がそれぞれ発出されました。

2 6月23日夕刻、タイ軍は、カンボジアとの国境検問所を全て閉鎖し、救急医療や学生の教育など人道的例外を除いて、自国民・外国人問わず人や車両の往来を全て禁じる旨発表しました。閉鎖対象には、両国主要国境のポイペト=アランヤプラテート国境も含まれています。

3 つきましては、カンボジア-タイ国境付近では、更なる状況の変化や不測の事態の発生も排除されませんので、御自身の行動予定を慎重に検討し、当局の発表や報道など から最新の治安情報を入手いただき、危険な状況が予測される場合は国境付近に不用意に近づかないようにするなど、十分な安全対策を講じてください。特にターモアン・トム寺院及びタークロバイ寺院など両国の係争地への訪問は、現時点では見合わせるようにお願いします。

海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=157935



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