3月21日に世界銀行は、東アジア太平洋アップデート(2011年3月版)を発表しました。この報告書は、年2回春と秋に発行されています。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/COUNTRIES/EASTASIAPACIFICEXT/EXTEAPHALFYEARLYUPDATE/0,,menuPK:550232~pagePK:64168427~piPK:64168435~theSitePK:550226,00.html#country
カンボジアの2010年の成長は世界銀行の予測を上回り、成長率(見込み)はこれまでの4.9%から6.7%に引き上げられました。要因は、第一に縫製品と靴の輸出が大幅に増加したことです。縫製品輸出は24%増、靴は60%増となり、これらの産業での労働者数は55300人増加しました。次が観光です。観光客は16%増の250万人、観光収入は14%増の18億ドルとなっています。農業も安定的な成長(5.3%)で、経済を支えています。銀行セクターも好調としています。建設はまだ足踏み状態が続いていると見られています。
これらの要因を導いたものは、アジアの力強い成長、米ドルの減価による輸出競争力向上等にあると分析されています。
2011年についても、成長率予測をこれまでの6.0%から6.5%に引き上げました。輸出は世界経済の回復に支えられて更に成長すると見込まれています。また、EUの原産地規則の緩和もカンボジアにとって有利に働くと見られます。投資も、海外直接投資の回復と国内商業銀行の貸付増で更に進展すると見られています。
(写真は活況が続く製靴業。シアヌークビルにあるニュースターシューズ社の工場です。)
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カンボジアの2010年の成長は世界銀行の予測を上回り、成長率(見込み)はこれまでの4.9%から6.7%に引き上げられました。要因は、第一に縫製品と靴の輸出が大幅に増加したことです。縫製品輸出は24%増、靴は60%増となり、これらの産業での労働者数は55300人増加しました。次が観光です。観光客は16%増の250万人、観光収入は14%増の18億ドルとなっています。農業も安定的な成長(5.3%)で、経済を支えています。銀行セクターも好調としています。建設はまだ足踏み状態が続いていると見られています。
これらの要因を導いたものは、アジアの力強い成長、米ドルの減価による輸出競争力向上等にあると分析されています。
2011年についても、成長率予測をこれまでの6.0%から6.5%に引き上げました。輸出は世界経済の回復に支えられて更に成長すると見込まれています。また、EUの原産地規則の緩和もカンボジアにとって有利に働くと見られます。投資も、海外直接投資の回復と国内商業銀行の貸付増で更に進展すると見られています。
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