同じ書棚に 「faura ファウラ」という雑誌も並んでいたので、一緒に買った。
こちらの発行日は2009年6月。
特集は 「北の”二つ島”礼文・利尻」
ここもまだ一度も行ったことがないところなので、いずれゆっくり歩きたい島だ。
・利尻にあって礼文にない花
・礼文にあって利尻にない花
隣りあった島なのに、こんなに違いがあるとは知らなかった。
また、両方の島に咲くレブンコザクラやヨツバシオガマの姿の違いも面白い。
レブンアツモリの研究結果の紹介も興味深い。
鉄府保護区内の個体群増殖率は平均で0.87だそうである。
また、大きめな個体数はあまり変化ないが、小さな個体の減少傾向が著しいので、将来は先細りになる心配があるようだ。
人為的に移植されたと疑われているカラフトアツモリの影響(雑種)についても、DNA解析が行われ、雑種の除去が検討されているそうである。
雑種と言えば、関西かどこかのイトヨだったかハリヨだったかはっきり覚えていないが、雑種化が進んで、気付いたときには純系が絶滅して、すべて雑種になっていた、という話題もあったことを書きながら思い出した。